ただのクレーマー…娘にケガをさせたと言いがかりをつけてきた親子が嘘をついていた話

子どもの友達関係に、親はできるだけ口出しはしたくないもの。しかし、マナーの悪い子どもには一度ビシッと注意したくなりますよね。今回は、娘にケガをさせたと言いがかりをつけてきた親子が嘘をついていた話をご紹介いたします。
主人公・麗子は、長男の獅子丸と長女の乙葉を育てる2児のママで、出産後に一軒家を購入しました。近所には同世代の子どもたちが多く、穏やかでありながらも活気のある場所で暮らしています。しかしコロナ禍をきっかけに不穏な空気が漂うようになります。それは、近所に住む高島純平という男の存在です。在宅勤務になってから、外から子どもの声がすると怒鳴ったり、洗車の水をかけてきたりと、近所では悪評が立っています。しかも、厄介なのは純平だけでなく、妻と娘もトラブルメーカーで……。
ある日、純平の娘のハナはインターホンを連打して、獅子丸を遊びに誘いにきます。獅子丸は塾があると断っても、ハナは腕を引っ張り強引に連れ出そうとします。そこに乙葉が「お兄ちゃん行こうよ」と言って獅子丸の手を引くと、ハナはよろけて泣いてしまいました。
次の日、朝の忙しい時間帯にハナの母・佳世子が家にやって来ます。すると、昨日獅子丸を誘いに行ったら、乙葉に突き飛ばされたとクレームを言ってきました。乙葉に謝るように要求する佳世子ですが、ハナはとても元気で、麗子は半信半疑になってしまいます。
モンスター親子のクレーム








なにも気にしていないハナ
獅子丸と乙葉の言い分を信じて、再び話をしようとしたら、ケロッとしたハナを見てあ然とした麗子なのでした。我が子の言い分を信じたくなるのはどの親も同じ。そういうときこそ、感情的にならずに冷静に事実を確認した上で、対処したいですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。