こんなの支払えない…セレブ婚に憧れてハイブランドを買い漁った女性がカードの請求額を見て驚愕した話

ブランド品や高級なものを身に付けると気分が上がりますが、だからと言って自分が偉くなったわけではありません。そこを勘違いして、人を見下すような言動をとっていると、次第に周りの人は離れていきます。お金のことしか考えられなくなると、本当の幸せがなにかわからずにどんどん落ちぶれていくため、注意が必要です。今回は、セレブ婚に憧れてハイブランドを買い漁った女性がカードの請求額を見て驚愕した話をご紹介いたします。
主人公・村木七瀬は世界の誇る自動車メーカー「カンザキ」で働いています。ブランド品が大好きで、プチプラを使っている後輩の紗香にマウントをとり、自分のことをキレイで有能と自画自賛しているため、他の女子社員からあまりよく思われていません。そんなお金や権力に弱い七瀬は、一人の男性社員のことを狙っています。彼の名は神崎雄真といい、カンザキの社長の息子です。大学卒業後にアメリカ支社で働き、半年前に本社に戻ってきました。セレブになりたい七瀬は、雄真と付き合って結婚することを夢見ています。
ある日、高校の同窓会の誘いを受けた七瀬。七瀬がここまでブランドやお金に執着するようになったのは、高校時代のセレブな友人・絵里香の影響を大きく受けているから。しかし、絵里香は同窓会には来ないことを知り、自分が目立てると思った七瀬は参加するために準備をします。
そして同窓会当日。都会で働きキラキラした生活を送っていることを、友達にマウントをとって自慢ばかりする七瀬。友達も負けじと「女の幸せは結婚して子ども産むことよね」と言い返します。悔しかった七瀬は、雄真を思い浮かべて、ハイスペックな彼氏がいると嘘をつきます。身につけているブラウスやバッグは彼氏からのプレゼントだと自慢しますが、写真をねだられて焦る七瀬。そこで七瀬は「私の彼はカンザキの社長子息よ!」と嘘をつき、みんなから羨ましがられることに快感を覚えます。
七瀬は雄真にアプローチするべく、コーヒーを淹れて出すものの、「業務外のことをする必要はありません」「それと僕を名前で呼ぶのもやめてください」と塩対応されてあっけなく玉砕します。恥ずかしさと怒りで、七瀬はトイレに逃げ込んでしまいました。トイレの個室に閉じこもっていると、後輩の莉乃と紗香が現れます。莉乃は「自慢してるブランド品、全部中古品だよ」と七瀬の悪口を言い始めました。たしかにフリマアプリで購入したものだったので、図星すぎて恥ずかしくなる七瀬。紗香は悪口を言う莉乃をなだめますが、それすらイライラしてしまいます。
むしゃくしゃした七瀬は、なんとしても雄真を手に入れるべく、参考になる人を探します。すると年下のイケメンをゲットしているインフルエンサーを見つけた七瀬は、その人に感化され、本物の女になるために中古品ではないハイブランドのバッグをネットで購入します。
1週間後、七瀬はネットで購入した38万円のバッグを持って出勤すると、早速莉乃が食いつきました。しかし紗香はさらっと褒める程度で、七瀬はイラッとします。すると七瀬は、紗香が持っていた年季の入ったバッグを見てバカにして、自分が勝ち誇ったような態度をとります。
みんなに羨ましがられることに快感を覚えた七瀬は、ボーナスをあてにして86万円のバッグを購入しますが、気がつくとカードの支払額が50万円を超えてしまいました。しかし七瀬は危機感を覚えることなく、リボ払い専用カードを作ってしまいます。
ある日、七瀬がブランド品に執着するようになったきっかけである、高校時代の友人の絵里香から電話がかかってきます。絵里香は東京に行く予定があるため、七瀬に会いたいという連絡でした。七瀬は行きつけのハイブランドの店に行って、常連であることを絵里香にマウントして鼻高々。しかしその後、絵里香から衝撃の事実を告げられます。それは、雄真と絵里香の夫は学生時代の同級生であるということ。その事実を知った七瀬は、一刻も早く雄真に告白してもらわないといけないと焦り始めます。
七瀬の現状





支払額を見て驚愕
雄真にアピールするためにハイブランドを買い漁った結果、リボ払いの請求を見て怖気付く七瀬なのでした。浅はかな理由で後先考えずにブランド品にお金を注ぎ込んでしまったら、借金地獄になるのは想定できることですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。