高級車のパンフを置いてマウント…! 家庭内別居中のモラハラ夫に格の違いを見せつけた話

夫と生涯仲良く暮らせると思っていたのに、その幸せをぶち壊す不倫。遊びだとしても裏切ったことは許されるはずもなく、制裁を受けるべきですよね。今回は、家庭内別居中のモラハラ夫に格の違いを見せつけた話をご紹介いたします。
主人公・エリは看護師として働きながら、夫のタクヤと息子のヒカリと暮らしています。夫とは趣味のツーリングをきっかけに出会い、全てが順風満帆にいっていると思っていましたが……。コロナ禍で仕事が激減したことをきっかけに、夫は不倫をするようになります。不倫を問い詰めると、逆ギレしてエリを追い出すタクヤ。追い出されてしまって元気がないエリにたまたま電話がかかってきた友人のマリアに事情を説明すると、マリアはタクヤを飲みに連れ出してくれて、重要な情報を教えてくれます。
マリアによると、不倫相手のミユはオンラインゲームで知り合った、都内に住むシングルマザー。ミユはメンタルが弱く「俺が守ってやんないと」とタクヤは自惚れている様子……。そして最後のデートを6月9日にするという情報をエリに伝えます。
そんなある日、ヒカリが熱を出し、義母に預かってもらうことにしたエリ。実は義母は女手一つでタクヤを育てたシングルマザーです。一人で子どもを育てることの大変さを聞き、エリは「シンママのミユももしかしたらすごく大変な思いで子育てしているのかも」と思いを馳せてしまいます。
最後のデートまで後4日となったある夜のこと、車の中で悩むエリのもとにバイク仲間の足立から電話がかかってきました。事情を説明し、エリは不倫の決定的な証拠をおさえて、不倫相手に慰謝料を請求することを決意します。
そして最後のデートをするといっていた6月9日、GPSを頼りにタクヤの後をつけます。バイク仲間の優太の協力のもと張り込みを続けますが、ヒカリのお迎えの時間になりエリは離脱します。しばらくすると張り込みを続けてくれていた優太から、タクヤとミユの2ショットを撮影した写真が送られてきました。何事もなかったかのように帰宅したタクヤを問い詰めると、動揺を隠しきれない様子で慌てふためいてしまいます。タクヤに不倫の証拠を突きつけて、エリは義両親を呼びつけ、家族会議が開かれました。
タクヤは、今後は不倫はしないと必死に訴えるものの、どこかミユをかばうような言い方に違和感を抱くエリ。不倫を反省しているのではなく、ミユを守っている自分に酔いしれているだけのタクヤに、エリは苛立ちが募ります。その様子を見た義母の再婚相手の大輔が、謝罪をして代わりにお金を払ってくれました。しかし、義母からの謝罪の言葉はなく、エリは困惑してしまいます。
その後、タクヤとの関係は元通りになったものの、エリは不信感が拭えずにいます。タクヤは不倫は認めたものの、謝罪の言葉はなく、「ミユを守る俺」に酔いしれているだけだとエリは確信します。このまま逃がすわけにはいかないと考えたエリは、ミユとタクヤが出会ったゲームアプリからアカウントを探し、メッセージを送信します。するとその事実を知ったタクヤが、ものすごい剣幕でエリに迫り「離婚だ!」と怒鳴りつけます。家にお金も入れられず、不倫をしてあげくの果てには、ヒカリの前でみっともない姿を晒したタクヤにあきれたエリは「ここは私の家よ!」「いたくないならば、あなたこそ出ていきなさい!」と一蹴しました。
それ以来、タクヤとは家庭内別居状態が続いているエリ。義実家に立ち寄ることもなくなり、バイク仲間がヒカリと遊んでくれたり、話を聞いてくれたりするのが唯一の救いとなっています。そしてついにエリは、タクヤとの離婚を決意します。
離婚を決めてから複数の弁護士に相談をしに行ったエリ。タクヤは親権を欲しがっていて感情的になった場合、子どもを誘拐する可能性もあると指摘した弁護士は、調停の申立てや最悪の場合は離婚訴訟をしなくてはいけなくなると話します。そのため、面倒なことになる前に子どもを連れて家を出たほうがいいとアドバイスを受けたエリは、弁護士経由で話を進め、水面下で引っ越しの準備をすることを決めました。
マリアの提案











格上の車のパンフで匂わせ
マリアの提案で、タクヤよりも格上の新しい車を購入するのを匂わせて、プライドを傷つける作戦を実行したエリなのでした。口では偉そうなことばかり言う人に限って、自分一人ではなにもできないことが多いですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。