月3万で生活してみろよ! 生活費を渡さない夫に仕返しした話【自己暗示】

2025.08.15

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一口にモラハラと言っても、人格を否定してくるものや、存在を無視してくるものなどその種類も実に様々です。しかもモラハラ男の厄介なところは、自分が相手にモラハラをしていることに気が付いていないことです。今回は、そんな生活費を渡さないモラハラ夫に仕返しをした話の中から自己暗示をかける妻の話をご紹介いたします。


あらすじ

妊娠が発覚し、つわりがひどくなったルイ。夫のヨウスケは家事が満足にできないルイに辛く当たります。ヨウスケからの指摘にショックを受けつつも、ルイは自分にも甘えがあったと反省し、体調が優れない中でもできる限りの家事をこなします。しかし、ヨウスケからの厳しい言葉は続き、ルイは精神的に追い詰められていきました。そんな日々の中、ようやくつわりが治まり、以前のように家事をこなせるようになったルイ。するとヨウスケは優しかった頃の彼に戻り、二人の間には再び穏やかな日々が戻ってきます。ルイは、自分がしっかりしていればヨウスケは優しくしてくれるのだと安堵し、二人は幸せな時間を過ごしますが、その裏でルイは少しずつ自分を追い詰めていくのでした。

見どころ

厳しい言葉の裏にあるもの

ヨウスケはルイにつわりで家事がおろそかになっていることを指摘します。それは一見すると、妻の怠慢をただしているだけのようにも見えます。しかし、彼の言葉の根底にあるのは「家事は女がやるべきもの」「自分は仕事をしているのだから」という自分勝手な価値観です。ルイは彼の言葉を素直に受け止め、自分が甘えていたのだと反省します。しかし、これは彼のモラハラを正当化する自己暗示に他なりません。ルイの心に深く刻まれたこの自己暗示は、後の二人の関係に大きな影響を与えていきます。

優しい夫の回帰

つわりが治まり、再び家事を完璧にこなせるようになったルイを見て、ヨウスケは以前の優しい夫に戻ります。美味しい手料理に喜び、積極的にルイを気遣う彼の姿に、ルイは安堵します。ルイは「私さえちゃんとしていれば」と自分に言い聞かせ、ヨウスケが優しくなったのは自分の努力のおかげだと考えます。しかし、それはあくまで条件付きの優しさであり、もしまた家事ができなくなった時、ヨウスケは再び冷たい夫に戻る可能性があることを暗示しています。

陣痛、そして出産へ

再び訪れた穏やかな日々の中、ルイのお腹の子は順調に育ち、ついに陣痛が始まります。つらい陣痛に苦しむルイ。この出産が、ルイとヨウスケの関係を決定づける大きな転機となるでしょう。新しい命の誕生は、二人の夫婦関係を根本から変えるほどの力を持っています。果たしてこの出産を経て、ルイはモラハラ夫から解放される道を見つけることができるのでしょうか。

▽つわりが収まると同時に、再び2人の間に平穏がやってきます。ルイは優しいヨウスケが戻ってきたことを喜びますが、それはあくまで、ルイが完璧な妻として振る舞っている間だけのことでしかありません。ルイは、ヨウスケの優しさが「条件付き」であることに気づかぬまま、自らその状況に順応しようとしています。しかし、その自己暗示は、いつか必ず崩壊する時がくるでしょう。

2025.08.15

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Written by Googirl編集部

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