医師「奥さんは外で待っててね」産婦人科で撃退された夫の話【やめる気はないらしい】
愛する人と結婚して、幸せな新婚生活が始まる!そう思っていても、いざ一緒に暮らしてみると価値観の違いや相手の意外な一面に戸惑うこともありますよね。今回は、夫のヘビースモーカーぶりに悩む妻のお話をご紹介いたします。
あらすじ
結婚してミサが知ったのは、夫・ヒロアキが実はかなりのヘビースモーカーだったということ。結婚前には「やめようと思えばいつでもやめられる」と豪語していたものの、現実には家の中でも換気扇の下で吸ったり、休日のお出かけ中でも頻繁に喫煙所へ行ったりと、隙あらばタバコを吸いに行きます。ミサはタバコのにおいや一人にされる寂しさから、やめてほしいと伝えますが、ヒロアキは仕事のストレスを理由にまともに取り合ってくれませんでした。結局、ヒロアキの理詰めに反論できず、子どもができたらやめてくれるはずだと自分に言い聞かせるミサなのでした。
見どころ
やめる気はないらしい
仕事のストレスを理由にタバコをやめようとしないヒロアキ。一瞬、やめてくれるかもと期待したミサでしたが、ヒロアキは「家にストレスを持ち込みたくないから吸っている」と自分の意見を主張します。あげく、「自分の小遣いで買っているんだから文句を言うな」とまで言い放たれ、ミサは何も言い返せなくなってしまいます。妻の気持ちを全く考えていない夫の態度に、夫婦の間に溝ができていくのを感じます。
夫の言う通り
年上の夫に理詰めで言い返され、ミサは反論することができません。夫の言う通り、仕事が大変なのは理解できるし、家で居心地よく過ごしてほしいという思いがあるからです。しかし、夫に言い負かされたミサは、不満や寂しさといった自分の気持ちを飲み込んでしまいます。このまま我慢し続ければ、いつかヒロアキがミサの気持ちに気づいてくれるのではないかと、淡い期待を抱いてしまいます。
希望と現実の狭間で
夫にタバコをやめる気がないとわかったミサは、「赤ちゃんができたらさすがにやめてくれるはず」という最後の希望を抱きます。それまでは自分が我慢すればいいと、けなげにも自分を納得させるミサの姿が描かれています。しかし、ヒロアキはミサの思いに気づくことなく、自分本位な行動を繰り返しています。このままミサの願いは届くのでしょうか。
▽結婚前は「いつでもやめられる」と言っていた夫ですが、いざ妻にやめてほしいと言われると、ストレス解消という理由でタバコをやめようとしません。さらに、妻の気持ちに寄り添うことなく、自分の言い分ばかりを主張する夫の姿に、歯がゆい気持ちになります。夫婦で向き合わなければならない問題から逃げているヒロアキと、その問題を先送りにしてしまうミサ。このままでは、2人の関係はすれ違っていくばかりかもしれません。