出産は指切断くらい痛い? 無痛分娩を認めない夫に言い返した話【先輩の助言】
出産の際、無痛分娩という選択肢がありますよね。利用したという人もいるのではないでしょうか。痛みが減って、産むママにとってはとても有難い選択ですが、夫に無痛分娩を選びたい気持ちをわかってもらえないことも……。恵美子と壮二は、幼なじみの関係から結婚した新婚夫婦。やがて恵美子が妊娠しました。幸せを噛みしめますが、つわりが始まり、恵美子は心身ともにつらい日々に……。今回は「出産は指切断くらい痛い? 無痛分娩を認めない夫に言い返した話」の中から先輩から出産について助言を受けた話をご紹介いたします。
あらすじ
ひどいつわりを乗り越え、体調が安定してきた恵美子は、再び会社に通えるようになります。会社のお昼休み、数年前に出産を経験した先輩ママから体調を気遣われます。恵美子はつわりが辛かったこと、そして昔から痛みや体調の悪さを怖がるタイプだと打ち明け、出産時の不安を相談します。
先輩は「怖がってると出産もうまく進まないかもしれないよ」と恵美子の気持ちに寄り添いますが、その後に続けた言葉は、恵美子の予想を裏切るものでした。「だから、無痛分娩を検討してみたら?」という先輩の提案に、恵美子は驚き、首をかしげるのでした。
見どころ
つわりを乗り越えた恵美子の安堵
ひどいつわりに苦しんでいた恵美子が、ようやく体調が安定し、会社にも通えるようになったシーン。「良かった…産休までに何度も休ませてもらうのも、気が引けたからね」という恵美子からは、つわりから解放された安堵と、仕事への責任感が感じられます。
先輩ママの共感と恵美子の悩み
恵美子がつわりの辛さと、昔から痛みや体調の悪さを怖がるタイプであることを先輩に打ち明けるシーン。「いざ出産となったときも、今からちょっと不安というか…」と、恵美子が勇気を出して相談する様子が描かれています。先輩ママが「でも気持ちはよくわかるよ」「普通に辛いものだし」と共感を示すことで、恵美子が抱える出産の不安がよりリアルに伝わってきます。
無痛分娩という思いがけない提案
出産の痛みが怖いと打ち明けた恵美子に対し、先輩は「怖がってると出産もうまく進まないかもしれないよ」と理解を示しつつ、その次に放った言葉は「だから、無痛分娩を検討してみたら?」というものでした。恵美子にとっては全く考えていなかったこの提案に、驚きを隠せない様子が描かれています。この思いがけない提案が、恵美子の出産への向き合い方を大きく変えるきっかけとなることを予感させます。
▽ひどいつわりを乗り越え、体調が安定した恵美子。しかし、出産への不安は募るばかりでした。そんな中、職場の先輩ママに相談したところ、思いがけない「無痛分娩」という選択肢を提示されます。これまで考えていなかったその言葉に、恵美子は驚きを隠せません。この先輩の助言が、恵美子の出産への不安を少しでも和らいでくれるといいですね。