マジで結婚しなくてよかった…同棲中に発覚した彼氏のやばいところ【細かすぎる掃除のお小言】
大好きな彼と始めた同棲生活。しかし、彼の本当の姿が見えてきて、本当にこのまま結婚していいのか悩み始めた主人公・結菜。親友に相談したものの解決策が見出せないままの結菜が、再び彼との関係に直面します。果たして、彼女が下す決断とは?今回は「マジで結婚しなくてよかった……同棲中に発覚した彼氏のやばいところ」の話の中から細かすぎる彼氏の掃除の話についてご紹介いたします。
あらすじ
結菜は親友たちに相談したものの、どうすれば良いか答えが出ないまま日々を過ごしていました。そんな中、いつものように部屋の掃除をしていた結菜。すると、掃除が終わった途端に彼氏の春樹が「ちょっと貸して」と掃除機を取り上げ、再び掃除を始めます。春樹は「四角い部屋を丸く掃除機かけてたら意味がない」と、結菜の掃除の仕方に文句をつけ始め、ついにはテレビ裏の拭き掃除までし始めました。やがて、部屋の照明や棚など、あらゆる場所の掃除を細かくやり始める春樹。そんな彼の様子に、結菜は「これって嫌味?」と感じながらも、これ以上波風を立てたくないと、明るく振る舞いながら一緒に掃除を始めます。しかし、明るく接する結菜に対し、春樹から予想外の一言が飛び出し、結菜は途方に暮れてしまうのでした。
見どころ
細かすぎる掃除のお小言
結菜が一生懸命掃除機をかけた後、春樹が「ちょっと貸して」と掃除機をかけ直すシーンは、思わず「え…」と声に出てしまうような衝撃的な展開です。そして、春樹は「四角い部屋を丸く掃除機かけてたらなんの意味もない」と、結菜の掃除の仕方を全否定。彼の細かすぎる潔癖さが露呈し、結菜の苦悩が伝わってきます。いくら綺麗好きとはいえ、この態度は結菜を追い詰めてしまいます。
相手への配慮がない言葉の暴力
春樹が掃除をしながら発する独り言のような言葉も、結菜の心を深く傷つけます。テレビ裏の埃を見て「はぁ…本当は掃除は上からすべきだから」とため息をつく姿は、明らかに結菜への嫌味にしか聞こえません。綺麗好きなのは良いことですが、相手に嫌味と受け取られるような言い方は避けるべきです。言葉の端々から春樹の配慮のなさが伺え、二人の関係の危うさが垣間見えます。
気持ちのすれ違いが招く不協和音
春樹の態度に嫌気がさしつつも、明るく振る舞うことで事態を収拾しようとする結菜。しかし、「ほんっと春樹が綺麗好きで助かるー!」という結菜の言葉に対し、春樹は「本当はこういうの結菜の役目なんだけどね」と、さらなる追い打ちをかけます。せっかく明るく振る舞ったのに、彼の返事は結菜の気持ちを台無しにするものばかり。二人の気持ちが全くすれ違っており、関係を修復することが困難である様子が描かれています。
▽どれほど好きで同棲を始めた相手でも、生活習慣や考え方の違いからすれ違いは生まれてしまうもの。特に、綺麗好きなのは良いことですが、その細かさを相手に押し付けたり、嫌味のような言葉を投げかけるのは問題です。結菜が明るく接しようと努力しているにもかかわらず、春樹の言葉は常に彼女の気持ちを逆なでし、二人の溝は深まるばかり。愛情だけでは埋められない現実がそこにはありました。