本音はしたくない…妻が気が進まない夜に応じるため考えること【ご褒美作戦は成功?】

夫婦関係が長くなると、時には夜の営みに対して気が進まない日もあるものです。しかし、そんなときでも夫婦仲を円満に保つために、それぞれが工夫を凝らしていることも少なくありません。今回は、結婚7年目の芙美と真の夫婦のお話です。夜の時間に少し間が空きがちで、芙美もなかなか前向きになれないでいましたが、ある夜、真からのお誘いがあった時、ある「きっかけ」が彼女の心に変化をもたらします。今回は、「気が進まない夜に応じるために、妻がひと工夫する話」の中から妻のご褒美作戦の話をご紹介いたします。
あらすじ

夫からの夜のお誘いに気が乗らない芙美でしたが、その時、昼間に見かけたメイクボックスのことが頭をよぎります。そのメイクボックスが欲しいという気持ちから、「ご褒美作戦」を思いつき、芙美は夫のお誘いを受け入れることにしました。お風呂に入りながらメイクボックスへの思いを馳せるうち、次第に夜の時間が楽しみになっていく芙美。そしていざ営みが始まると、夫はいつもと違う芙美の様子に気づき、「なんだか可愛い」「いつもより綺麗に見える」と芙美に伝えます。芙美は自分の単純さに呆れつつも、夫が好意的に受け止めてくれたことに安堵するのでした。
見どころ
ご褒美作戦、発動!

夫からのお誘いに躊躇する芙美の脳裏に浮かんだのは、以前から気になっていたメイクボックスでした。この「ご褒美作戦」が、芙美の気持ちを前向きにさせるきっかけとなります。馬の前にニンジンをぶら下げるように、欲しいものをモチベーションにするという芙美の思考がなんとも人間らしいですね。
欲しいものがモチベーションに

メイクボックスを手に入れられるかもしれないという期待から、芙美の心境に変化が訪れます。気が進まなかったはずの夜の時間が、いつしか楽しみへと変わっていく様子は、純粋な喜びが伝わってきて微笑ましいです。さっきまでの葛藤が嘘のように、気持ちが切り替わる芙美の姿が印象的です。
夫にはお見通し?

夫が芙美の変化に気づくシーンです。芙美自身も驚くほど、彼女の喜びが夫にも伝わってしまったようです。戸惑う芙美と、いつもと違う彼女を魅力的に感じる夫とのやり取りが、なんとも可愛らしく描かれています。
▽自分の気持ちに正直に行動した結果、夫婦関係にも良い影響がもたらされた話でした。ささやかな物欲が夫婦のコミュニケーションを円滑にするきっかけになることもあるようです。