「普段そんな声じゃないよね!?」猫撫で声でぶりっ子する同僚を天然上司が風邪だと勘違いした話

仕事がよくできる女性は、同性から見ても憧れの存在。しっかり者でサバサバしていて、頼りになる人が身近にいると、自分もそんな人になりたいと思うでしょう。ただそんな女性とは真逆で、仕事をサボる上に男好きな女性社員もいるようで……。今回は、猫撫で声でぶりっ子する同僚を天然上司が風邪だと勘違いした話をご紹介いたします。

主人公・カオリは食品メーカーで事務の仕事をしています。仕事にはやりがいを感じながら楽しく働けていますが、同期のアヤナに振り回されてしまうのが悩み。アヤナは男好きな上に仕事もサボるので、カオリがフォローするしかないのです。ある日、備品のボールペンが大量に届き、発注ミスが発覚。その発注をしたのは営業のアマノさんでしたが、最終チェックを行うのは事務のアヤナの仕事です。アヤナが早く合コンに行くために確認を怠ったことが原因だとわかり、またしてもカオリが尻拭いをするはめに……。アマノさんに謝るため社内を駆け回るカオリ。アマノさんを見つけ謝罪すると、快く許してくれてホッとしたのも束の間、突然アマノさんのほうから「ランチに行こう」と誘われます。ランチに行くと、初めて入る店では注文の仕方がわからなかったり、入社時に会社名を間違えて面接を受けたりと、アマノさんの天然エピソードを聞き、カオリは普段とのギャップに驚きます。
会社に戻ったカオリは、男性社員にぶりっ子全開でおしゃべりをするアヤナに遭遇。カオリを陥れるかのような嘘のエピソードを話し、自分の株を上げようとするアヤナへのイライラが募ります。
ある日、中途で入社するイケメン男性社員がいることを聞きつけたアヤナ。仕事を放置してメイク直しをしに行くアヤナを見て、カオリはあきれてしまいます。そんな中、アマノさんが噂の新人・イケダを連れて挨拶にきたものの「わからないことがあったらカオリちゃんに聞いてね！」という言葉に、アヤナは不満げな表情をのぞかせます。その後もイケダは入社手続きのために頻繁にやってくるようになりますが、アヤナは仕事よりも媚を売ることしか考えていません。アヤナはイケダの書類を盗み見て住所をチェックし、家が近いことを理由に飲みに誘おうとしたため、カオリは注意します。自分の思い通りにならないことで不機嫌になったアヤナは「イケダくんのこと狙ってるんでしょ？」と、カオリに言いがかりをつけてきます。しかし、カオリが反論しても、アヤナは聞く耳を持たずに帰っていきました。
それ以来、アヤナとは険悪ムードのままで、仕事にも協力してくれません。しかしイケダを見るとコロッと態度が変わるアヤナ。アヤナは、イケダの歓迎会をやりたいと誘います。困ったイケダは「カオリさんとアマノさんにも参加していただきたいです！」と返しました。2人きりで飲みに行きたかったアヤナは不機嫌に、カオリは面倒なことに巻き込まれてしまいあ然としてしまいます。

声の異変

猫撫で声を風邪だと思い込む上司

猫撫で声はアヤナがイケダと話すときに使う常套手段ですが、天然なアマノさんは風邪だと思ってしまうのでした。男性に媚を売るためにわざと甘ったるい声を出しているのに、風邪をひいて変な声になっていると勘違いされたら相当恥ずかしいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。