「母さんに比べてお前は…」モラハラマザコン夫への復讐【完全にモラハラ！】

モラハラ気質の夫との生活に疲弊していた綾音。職場のレクリエーションでたこ焼きパーティーをすることになります。料理は楽しいことだと改めて実感した綾音でしたが、そこで思いがけない評価を受けることに……。今回は「母親の料理と比べ、モラハラ発言をする夫に反撃した話」の中からたこ焼きパーティーで職場の人達に夫の言動について話した時の反応をご紹介いたします。

あらすじ

職場のレクリエーションでたこ焼きパーティーをすることになった綾音は、みんなでわいわいとたこ焼きを作ります。同僚たちは綾音の作ったたこ焼きを大絶賛。料理を褒められることに慣れていなかった綾音は、感動のあまり涙がこぼれてしまいます。心配する同僚たちに、綾音は夫・英夫からのモラハラを打ち明けるのでした。

見どころ

料理の楽しさを再確認

職場のレクリエーションでたこ焼きを作る綾音は、「料理をするって、本当は楽しいことなんだよな」と心の中でつぶやきます。夫からの心ない言葉で、料理へのモチベーションを失いかけていた綾音にとって、この時間はまさに癒やしだったのでしょう。みんなで協力して料理を作り、おいしいと喜んでくれる同僚たちの姿を見て、綾音は料理が本来持つ楽しさを改めて感じているようです。

予想外の称賛と涙

綾音が作ったたこ焼きは、同僚たちから「外はカリカリ、中はとろっと…最高のたこ焼き！」「焼き方すごくうまいじゃん！」と大絶賛されます。手放しで褒められることに慣れていなかった綾音は、驚きと共に胸が熱くなり、思わず涙がこぼれてしまいます。「料理を褒めてもらえるなんて、いったいいつぶりだろう」という綾音からは、普段いかに褒められる機会がなかったかが伺えます。この涙は、抑圧されていた感情が解放された瞬間なのかもしれません。

同僚たちの共感と怒り

自身の状況を同僚たちに打ち明けた綾音。話を聞いた同僚たちは「なにそれ…！」「作ってもらっておいて、文句!?」「失敗なんて誰だってあるのに！」と一様に憤慨します。「そんなの完全にモラハラじゃん…！」という同僚の言葉は、まさに綾音の抱える苦しみを代弁しています。この同僚たちの反応は、綾音にとって大きな救いとなることでしょう。彼女が一人で抱え込んでいた苦しみが、ようやく理解される兆しが見えてきました。

▽職場の同僚たちの温かい言葉は、綾音の心に光を灯し、彼女が抱えていた孤独感や苦しみを和らげてくれました。モラハラは決して許される行為ではなく、綾音の勇気ある告白が、彼女は間違っていないことを証明してくれてよかったですね。