卒婚で幸せになる!長年連れ添った夫婦が選んだ道の結末は?【未来への不安】
菜月に背中を押され、「自分の人生を自分のために生きよう!」と決意した絵美。ライターへの挑戦を始めた彼女に、夫の郡司は相変わらず自分本位な言葉を投げかけます。そんな二人の関係に訪れる変化とは一体何なのでしょうか。今回は「卒婚で幸せになる! 長年連れ添った夫婦が選んだ道の結末は?」の話の中から未来への不安を感じ始めた妻の話をご紹介いたします。
あらすじ
ライターとして働き始めて2年が経過し、自宅でパソコンに向かう絵美。そんな彼女に対し、夫の郡司は「日曜なのに仕事か」「俺より稼いでから言え」「家でできるなんて楽でいい」と不満をぶつけます。そこに割って入ったのは娘の菜月でした。菜月は郡司に、絵美が努力して今の環境を築いたこと、そして郡司が文句ばかりで何もしないことを指摘します。さらに菜月は「ママに依存するのをやめて」と郡司に言い放ち、絵美に対しては「ママを誇りに思う」「自分のためだけに生きても誰も文句言わない」と告げます。娘の言葉に心を動かされる絵美でしたが、郡司は「娘なんて育てるもんじゃない」「自分の夢を叶えて尊敬されて、俺との時間には価値がないのか」と苛立ちを募らせ、部屋を出て行ってしまいます。閉ざされたドアを見つめる絵美は、郡司との関係に改めて疑問を感じ始めるのでした。
見どころ
夫の心ない言葉に募る苛立ち
ライターとして着実にキャリアを築いている絵美に対し、郡司は「俺より稼いでから言え」「どうせ10万程度だろう?」「楽でいいよな~」と心ない言葉を浴びせます。長年連れ添った夫からのねぎらいの言葉どころか、努力を嘲笑うような発言に、絵美の苛立ちが募る様子が描かれています。
娘の痛烈な一言
郡司の理不尽な言葉に、娘の菜月が怒りをあらわにします。「楽して仕事ができる環境を整えたのは、ママが努力したからでしょ」「何もしないパパがどうこう言える立場じゃない」と郡司を一喝。さらに「ママに依存するのやめなよ」「自分のことくらい自分でやれば?」と痛烈な言葉を投げかけます。
変化を求める絵美の決意
郡司が部屋を出て行った後、一人残された絵美は「あの人は…いつまであんな風なんだろう?」「本当にこのまま、死ぬまで郡司と一緒にいるの?」と自問自答します。人生の折り返し地点で、結婚して初めて自分を見つめ直す絵美。これまでの郡司との関係、そしてこれからの人生に対する漠然とした不安が、絵美に大きな変化を求めるきっかけとなることを予感させます。
▽気が付けばパートをしていた頃よりずっと収入が増えた絵美。忙しそうに仕事をする絵美に、郡司は苛立ちを隠せないようです。長年連れ添った夫婦の関係に微妙な変化が訪れ、絵美は自身の人生を改めて見つめ直します。夫に依存され、自分のことを顧みなかったこれまでの生活から、絵美がどのようにして抜け出し、新たな一歩を踏み出すのか、今後の展開が気になるところです。