卒婚で幸せになる!長年連れ添った夫婦が選んだ道の結末は?【月日は流れて…】

2025.06.30

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郡司さんの身勝手な行動に、心底うんざりさせられている絵美さん。バイクを衝動買いし、絵美さんの苦労をよそにお金がないことを皮肉る郡司さんの言動に、怒りを覚えます。ですが、どんなに郡司さんの身勝手さに振り回されても、絵美さんは郡司さんを嫌いになれない自分に葛藤しているようです。今回は、「卒婚で幸せになる! 長年連れ添った夫婦が選んだ道の結末は?」の中から郡司さんを嫌いになれなかった理由をご紹介します。


あらすじ

相変わらず、バイク仲間とのツーリングや飲み会に明け暮れる夫の郡司さん。家計は火の車なのに、出かけるたびにお金を要求する郡司さんに、絵美さんは心底疲れ果てていました。お金にだらしない郡司さんに不満は募るものの、それでも絵美さんは郡司さんを嫌いになれません。毎日休まず働く姿や、根は優しい人柄、そして何より一人娘の菜月を可愛がる姿を見て、絵美さんは「幸せなのかもしれない」と思い直します。そうして月日は流れ、絵美さんは専業主婦を卒業し、カフェのオープニングスタッフとして働き始めます。絵美さんの努力と、成長した菜月の助けもあり、ようやく人並みの生活が送れるようになった矢先、世界中を恐ろしいウイルスが襲うのでした。

見どころ

それでも嫌いになれない彼の良いところ

郡司さんの身勝手な行動に疲弊しながらも、絵美さんは郡司さんを嫌いになれない自分に戸惑いを覚えます。「理由なんてない。ただ、嫌いになれなかっただけなのかもしれない」という絵美さんは、愛情と諦めが入り混じった複雑な感情が入り混じっています。しかし、毎日休まずドロドロになって働く郡司さんの姿や、優しい一面を知っているからこそ、嫌いになりきれない絵美さんの気持ちがひしひしと伝わってきます。

家族の温かさに触れる瞬間

「ハァ」と小さくため息をつく絵美さんですが、「文句を言ったらキリがないだけで、幸せなのかもしれない」という心の声に、彼女の葛藤が表れています。そんな時、菜月ちゃんが「ママ、お腹空いた!」と郡司さんと一緒に声をかけ、絵美さんは穏やかな笑顔を見せます。この一コマは、家族3人で仲良くお弁当を食べるシーンへと繋がり、絵美さんにとっての幸せな瞬間が描かれています。日々の不満がある中でも、家族との温かい時間が絵美さんの心を支えていることがわかります。

新たな一歩と忍び寄る影

専業主婦を卒業し、カフェで働き始めた絵美さん。長年のブランクがありながらも、これまでの経験を活かしてパートリーダーに抜擢され、念願だった本を自由に買えるようになるなど、ようやく人並みの生活を送れるようになった喜びが伝わります。娘の菜月さんも成長し、家族の関係も良好なように見えます。しかし、そんな穏やかな日常に忍び寄る「恐ろしいウイルス」の影が、今後の展開に不穏な空気を漂わせています。

▽自分勝手な夫に疲れ果てながらも、どこかで彼を憎みきれない絵美さんの複雑な心情が丁寧に描かれています。決して裕福ではないけれど、家族の温かさに支えられながら日々を懸命に生きる絵美さんの姿が描かれていますね。

2025.06.30

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Written by Googirl編集部

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