卒婚で幸せになる!長年連れ添った夫婦が選んだ道の結末は?【稼いだ金は俺のもの!】
『卒婚で幸せになる!長年連れ添った夫婦が選んだ道の結末は?』は、長年連れ添った夫婦がそれぞれの幸せを見つけるために「卒婚」という道を選ぶお話です。今回は、夫婦間の溝が深まるきっかけとなる夫がバイクを勝手に買ってしまった話をご紹介します。
あらすじ
ある日の夕食時、夫の郡司が突然「バイクを買った」と絵美に告げます。すでに仕事用のバイクを持っているにもかかわらず、郡司が趣味のために90万円もするバイクをローンで購入したことに、絵美は唖然とします。家計が苦しい中での郡司の無計画な行動に、絵美の怒りは頂点に。言い争いになる二人ですが、郡司は「稼いでいるのは俺だ」「お前は一銭も稼いでいないくせに、あれこれ指図するな」と絵美を罵倒します。
挙げ句の果てには、絵美が専業主婦として家事や育児をこなしていることを「当たり前」と言い放ち、働くことに意欲を見せる絵美を小馬鹿にする始末。郡司の心ない言葉に深く傷ついた絵美は、寝室から聞こえる子どもの泣き声を聞きながら、静かに涙を流すのでした。
見どころ
夫の呆れた金銭感覚に怒り心頭!
郡司が勝手に高額なバイクを購入したことを知り、絵美は激しく詰め寄ります。ローンにしたから大丈夫だと言い張る郡司ですが、その金額はなんと90万円。しかも60回払いと聞き、絵美は怒りを通り越して呆れてしまいます。共働きが当たり前になっている現代において、夫婦の貯蓄状況や家計を顧みずに高額な買い物を独断でするのは、絵美でなくても許せない行動ですよね。
郡司の衝撃的な一言
金銭感覚のズレから口論になる二人。絵美の訴えに対し、郡司は「口を開けばカネカネって、お前ってそんなくだらねぇ女だったっけ?」と衝撃的な言葉を浴びせます。
さらに「稼いでいるのは俺だ!自分の金を自分の好きに使って何が悪い!お前は一銭も稼いでないくせに、あれこれ指図するな!」と、絵美の心を深くえぐる発言を連発。長年連れ添った妻に対し、ここまでの暴言を吐く郡司の人間性が露呈する瞬間です。
夫婦間の溝が決定的に
郡司の心ない言葉に傷つく絵美。子どもの泣き声がしても関係なくビールをあおる郡司と、一人で子どもを抱き上げ、涙をこらえる絵美の姿が対照的ですね。この頃から、二人の間にお金に関する喧嘩が絶えなくなり、夫婦の絆が少しずつ崩れていく様子が伺えます。このシーンは、絵美の我慢と葛藤、そして夫婦の行く末を暗示しているようで、胸が締め付けられます。
▽ 必死に家計をやりくりする妻を尻目に、自分の欲望のままに高額な買い物をし、その上妻を罵倒する夫。郡司のあまりに自己中心的な言動に、怒りがこみ上げてきますね。この一件が、夫婦の間に決定的な亀裂を生むきっかけとなる予感がします。