母の手料理を捨てた彼氏…入籍前に彼と別れた理由【幸せの絶頂】
大好きな彼との結婚が決まり、幸せ真っただ中……かと思いきや、彼の思わぬ一面を見てしまい、一気に幻滅してしまうことも。たとえ婚約まで済んでいても、それが自分にとって許せないことだった場合、見て見ぬ振りで結婚をするのは難しいですよね。今回はそんな結婚にまつわるお話、「入籍前に彼と別れた理由」の中からご両家に挨拶に行った時の話をご紹介いたします。
あらすじ
プロポーズを受け、長年の恋を実らせた主人公・ヒトミ。幸せいっぱいの彼女は、婚約者であるミツルと両親への挨拶回りをすることになります。ミツルの両親への挨拶は順調に終わり、いよいよヒトミの実家へ。両親もミツルを温かく迎え入れ、和やかな雰囲気で夕食の時間を迎えます。母の愛情のこもった手料理に舌鼓を打つヒトミとミツルでしたが、その時ミツルの表情に異変が……。
見どころ
ミツルのお母さんとは顔見知り?
ミツルとの結婚が決まり、お互いの両親に挨拶に行くことになったヒトミたち。まずミツルの実家へ向かいます。中学時代に何度か会ったことがあるというミツルのお母さんは、ヒトミの成長を喜んでくれ、結婚を心から歓迎してくれます。温かいお母さんの言葉に、ヒトミもホッと一安心する場面です。
厳格なお父さんの「娘を頼む」
続いてヒトミの実家へ挨拶に訪れたミツル。ヒトミのお母さんはミツルを優しく迎え入れますが、お父さんは仏頂面で一言も発しません。ぴりっとした空気に包まれる中、ミツルが発した「ヒトミさんのことは、僕が必ず幸せにします」という言葉に対し、お父さんが口を開きます。「……娘を頼む」。この一言に込められた父親の想いに、思わず胸が熱くなります。
母の愛情料理と彼の異変
両家への挨拶も無事に終わり、ヒトミの母が腕によりをかけた夕食が食卓に並びます。ヒトミが「お母さんの作るご飯最っ高!」と絶賛するほど、愛情たっぷりの手料理。ミツルも「すごく美味しいです」と答えるのですが、その表情はどこか複雑で、浮かない顔をしているように見えます。
▽幸せの絶頂にいるかと思われたヒトミとミツル。両家への挨拶も順調に進み、一見何の問題もないように見えます。しかし、ヒトミの母が作った料理を前にしたミツルの表情には、何とも言えない陰りが……。この小さな異変が、二人の関係に大きな波乱を巻き起こすことになります。