勝手に掃除してろ! 同棲して亭主関白な彼氏を改心させた方法【どの口が言う… 】
「家事は女性がやるもの」「女性は男性に尽くすもの」なんて考え方、今の時代には古すぎるって分かっていても、なかなか考えを変えられない男性もいるものです。同棲を始めたはいいけれど、家事分担の約束を守ってくれない彼に不満がたまるのは当然のことですよね。今回ご紹介するのは、そんな彼氏を改心させた女性の話の中から彼氏の言動についての話をご紹介いたします。
あらすじ
主人公リノは彼氏のダイキと同棲中。同棲前には家事分担を約束したものの、いつしかリノがほとんどの家事をこなすようになっていました。特にダイキが部屋にこもって本を読んでいるときは、リノが家事をやって当たり前という態度。そんな彼にうんざりしながらも尽くす日々を送るリノでしたが、ある日ついに不満が爆発しそうになります。
見どころ
相手に興味を持てない彼氏の態度
料理をしているリノは、ダイキに「味はどう?」と尋ねます。すると彼は本から目を離さず、「いいんじゃない?」と適当な返事をします。一生懸命作った料理を前に、こんな態度を取られたらショックですよね。リノの「がんばって作ったのに」という心の声からは、寂しさが伝わってきます。
部屋から出てこない彼氏の習慣
ダイキは日頃から部屋にこもって自己啓発本を読んでばかり。リノは、読んでいる本のほとんどが同じようなジャンルであることに気づきます。「またこんなに積んである」という言葉からは、彼が行動に移さず、知識を詰め込むだけで満足している様子がうかがえます。
「気づき」を語る彼の矛盾
ある日、ダイキはリノに「ほら、よく周りが見えてない奴とか」と切り出し、「成長しないから」と説教を始めます。さらに彼は「気づきが大事」だと語りますが、家事分担を守らず、リノの頑張りにも気づかない彼に言われても説得力がありません。リノの呆れた表情が印象的です。
▽ 自己啓発本をいくら読んでも、変わらない人は変わらないのでしょうか。意識を高めるというなら、まずは日々の豊かな暮らしに欠かせない家事や、身近でがんばってくれている彼女の大切さに気づいてもらいたいものです。知識として取り入れるだけでなく、それを実生活に活かすことこそが本当の成長と言えるのかもしれません。