勝手に掃除してろ! 同棲して亭主関白な彼氏を改心させた方法【褒めてもおだてても育たない…】
親世代の影響を受け、いまだに「家事は女性がやるもの」「女性は男性に尽くすもの」と思う男性は少なくありません。同棲前に約束した家事分担をちゃんと守ってくれないと、いくら好きな相手でも不満がたまってきますよね。今回は、同棲相手に尽くすのをやめて彼を改心させた彼女の話の中から褒めてもおだてても育たない夫の話をご紹介いたします。
あらすじ
主人公のユイは、同棲中の彼氏・ダイキが家事に非協力的であることに悩んでいました。家事をほとんどユイに任せきりで、頼み事をしても動こうとしないダイキに、ユイは不満を募らせていました。友人とのランチで家事の話になり、家事に協力的な友人たちの彼氏の話を聞いたユイは、ダイキに「褒めて育てる」作戦を試みることにします。しかし、ダイキは少し家事をしただけで「やってやった」とアピールするばかりで、一向に家事を分担しようとしません。
見どころ
家事への不満が募るユイの気持ち
同棲中の彼氏・ダイキの家事に対する非協力的な態度に、ユイの不満が募っている様子が描かれています。家事分担の約束はしているものの、実際にはほとんどユイが一人で家事をこなしており、モヤモヤとした気持ちを抱えていることが伝わってきます。
「褒めて育てる」作戦の開始
友人から「男なんて単純だから褒めたりおだてたりしたら気分が良くなって手伝ってくれるようになる」とアドバイスを受けたユイは、早速ダイキに「褒めて育てる」作戦を実行します。ダイキに食べ終わった食器を下げてくれるよう丁寧に頼んだり、ゴミの分別や風呂掃除を頼む際に大げさにお礼を言ったりと、健気に努力する姿が印象的です。この作戦がダイキにどのような影響を与えるのか、期待が高まります。
期待外れの彼氏の反応
ユイの「褒めて育てる」作戦にも関わらず、ダイキの家事への意識は変わらないどころか、少し手伝っただけで「やってやった」「マジ疲れた」とアピールする始末。これにはユイも呆れ顔です。家事をしてもらうたびに大げさにお礼を言うユイの努力も虚しく、ダイキが家事に対して主体性を持てない現状が浮き彫りになっています。
▽ 家事には終わりがなく、日々の積み重ねが重要です。ほんの一部を手伝っただけで、まるで偉業を成し遂げたかのように振る舞うダイキの姿勢は、家事の困難さを理解していない証拠と言えるでしょう。「夫を育てる」という考え方は、ときに有効な場合もありますが、ダイキのように「やってもらって当然」という意識が根底にある相手には、残念ながら響かないようです。このような状況に直面した際、どのように対処すべきか、考えさせられる話でしたね。