「そんなの子どもに食べさせてるの?」冷凍食品が入ったお弁当をバカにするママ友を撃退!【いつも以上にイラッとしたのは】
食に対する価値観は人それぞれですよね。お子さんには体に良いものをと願う方もいれば、料理に時間をかけるよりも家族との触れ合いを大切にしたいと考える方もいるでしょう。多様な考えがあって良いはずなのに、自分の価値観を他人に押し付けられるのは、なかなか困ってしまいますよね。今回はそんな、「『他人の家のお弁当をバカにするようなママ友』を撃退した話」の中から心に残っていたママ友の言霊の話をご紹介いたします。
あらすじ
花ちゃんママからの心ない言葉にモヤモヤしながらも、気を取り直して夕食の準備をしようと家路についたすずね。しかし、愛娘りんの大好物であるレトルトのペカチュウカレーの買い置きがないことに気づき、慌ててスーパーへ向かいます。
スーパーでは、りんがレトルトではないカレールーを気に入り、すずねは手作りカレーを作るかどうか葛藤します。そんな中、頭をよぎったのは花ちゃんママの「カレーくらい手作りしなよ!」という言葉でした。その言葉が引っかかっていたことに気づいたすずねは、りんのためにも手作りカレーを作ることを決意します。
見どころ
ほっと一息、カップ麺の誘惑
夕飯の準備に追われるすずねがスーパーで目にしたのは、特売のカップ麺。「これ忙しい平日のお昼にちょうどいいんだよね」という心の声は、日々の家事や育児、仕事に奮闘する方たちの本音ではないでしょうか。ついつい手軽なものに頼りたくなる気持ちが、すずねの人間らしさが垣間見えるシーンです。
りんの無邪気な一言とすずねの決意
スーパーでりんが選んだのは、レトルトではないカレールー。りんの「りんごも入ってておいしそうだからこれがいいー!」という無邪気な一言は、すずねの心に温かい光を灯します。忙しい中でも子どもに手作りのものを食べさせたいという親心と、花ちゃんママの言葉への反発心が相まって、すずねは手作りカレーを作ることを決意します。
花ちゃんママの言葉が引っかかったすずねの複雑な心境
花ちゃんママの心ない言葉にイラッとするすずねですが、そのイライラの裏には「それもそうだなって思ったから」という複雑な心境が隠されていました。レトルトに頼りがちな自分へのうしろめたさや、子どもには手作りの食事を食べさせたいという理想とのギャップに、すずね自身も葛藤していたことがうかがえます。
▽ 自分でも思っていたことを人に言われると、なんだかグサッと刺さってしまうことがありますよね。今回のすずねの決断は、花ちゃんママへの反発心であると同時に、自分自身と向き合い、親として何が大切かを見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。