やっぱギャルしか勝たん! とるだけ育休の夫を撃退した話【だんだん怠惰に…】
近年、男性の育児休業取得を推進する企業も増えていますが、中には「取るだけ育休」になってしまうケースもあるようです。今回は、ギャル妻・えみりと夫・則夫の夫婦に訪れた、育児休業を巡るお話です。待望の子どもを授かり、育児に奮闘するえみり。しかし、育休に入った夫の則夫は、徐々に育児や家事から遠ざかっていきます。今回は、「取るだけ育休」になってしまった夫をギャル妻が撃退する話の中から夫が徐々に家事、育児から逃げていく話をご紹介いたします。
あらすじ
育休に入り、最初は協力的だった夫の則夫。しかし、慣れない育児と家事に疲れてきたのか、寝坊をするようになってしまいます。妻のえみりが「明日は気をつけろよ」と釘を刺しても、その状況は改善されません。数日後、えみりが夜泣きで寝不足のなか、則夫に沐浴を頼みますが、彼は「苦手なんだよなぁ」と嫌がります。しまいには、オムツの買い出しを理由に家を出て行ってしまい、簡単な家事しかせず、それでいて「ちゃんとやっている」という態度を取り始めます。えみりの不満は募るばかりですが、なかなか則夫に指摘するタイミングを見つけられずにいました。
見どころ
寝坊が続く夫に募る不満
育休に入り、最初は育児に協力的だった則夫ですが、次第に寝坊が続くようになります。疲れているとはいえ、子育て中の妻にとっては大きな負担です。えみりが「ったく…」と軽く睨む姿からは、彼女の小さな苛立ちが伝わってきます。則夫の態度は、育児に奮闘するえみりの心に少しずつ不満の種を植え付けていくのです。
逃げ腰になる夫への憤り
子どもが泣き止まず、寝不足のえみりが則夫に沐浴を頼む場面では、彼の「苦手なんだよなぁ」という言葉に、えみりの表情が歪みます。さらに則夫は、オムツの買い出しを口実に沐浴から逃げ出そうとします。「おい、則夫!」と引き留めるえみりの声には、夫に対する強い不満と憤りが込められているのがわかります。
たまる不満と夫の態度
則夫は簡単な家事しかせず、それでいて「ちゃんと家事育児をしている」という態度をとります。風呂掃除を終えて「休憩するな~」と言う則夫に対し、えみりは心の中で「あたしは休憩する時間なんて、ろくにないってのに!自分だけ好きなように休みやがって!」と怒りを募らせます。えみりの不満が爆発寸前であることが伝わる場面です。
▽子育ては夫婦で協力し合うものです。どちらか一方に負担が偏ってしまうと、不満が募るのは当然のことでしょう。