一刀両断! 旦那に迫るおすそ分け女を親子で撃退した話【おすそ分け女・再来】

2025.07.16

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『一刀両断! 旦那に迫るおすそ分け女を親子で撃退した話』は、平穏な家庭を脅かす「おすそ分け女」と、それを迎え撃つ家族の奮闘を描いたお話です。妻と娘の機転によって一度は撃退されたはずの「おすそ分け女」が、再び主人公の夫に迫ります。家族の日常を守るため、彼らはこの危機をどう乗り越えるのでしょうか。


あらすじ

梨奈の毅然とした態度により、圭司の職場から麻帆の姿が消え、家族には平和な時間が訪れていました。圭司は心置きなく弁当を楽しみ、家族三人で食卓を囲む毎日を満喫します。しかし、麻帆は圭司への執着を捨てておらず、2月13日の夕方、圭司の帰宅時に再び接触を図ります。バレンタインを口実に、執拗にプレゼントを渡そうとする麻帆に対し、圭司はなんとか回避しようと試みるのですが……。

見どころ

麻帆の影が消えた日常の喜び

梨奈が麻帆に正論をぶつけて以来、圭司の周りから麻帆が姿を消し、会社での昼食や家族との夕食が平和になった様子が描かれています。圭司が心底「最っ高」と感じている様子や、家族でカレーを囲む温かい情景は、それまでの麻帆による嫌がらせがいかに彼らの日常を侵食していたかを物語っています。このつかの間の平穏が、読者に安堵感と同時に、その後の展開への不穏な予感を抱かせます。

麻帆、執念の再登場

圭司が「この声はっ…」と嫌な予感を感じ、振り返った先に麻帆の姿があったシーンは、まさに予想通りの展開でありながら、その執念深さに驚かされます。圭司が恵梨香と梨奈の活躍を知らないため、麻帆が諦めてくれたと信じ込んでいる点が、この再会をより劇的にしています。麻帆の底知れない執着心が、今後の物語の波乱を予感させる重要な見どころです。

逃れられない問い詰め劇

バレンタインを口実に、執拗にチョコを渡そうと迫る麻帆と、なんとかそれを避けようとする圭司のやり取りは、思わず息をのむような緊迫感があります。特に麻帆が「街頭アンケートみたいなものだと思って!」とマイクのように手を突き出し、「『はい』か『いいえ』で!」と迫る場面は、圭司が逃げ場のない状況に追い込まれていることを印象付けます。圭司が苦手だと嘘をついても、麻帆が別のものを渡すと笑顔で言い放つラストは、麻帆の強かさと、圭司の絶望を際立たせています。

▽平和が訪れたと思ったのも束の間、麻帆の執念は健在でした。圭司が避けようとすればするほど、狡猾な手口で追い詰める麻帆の姿には背筋が凍ります。圭司は家族の助けなしに、この難局を乗り越えることができるのでしょうか。家族の絆が試される第二ラウンドの幕開けに、目が離せません。

2025.07.16

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Written by Googirl編集部

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