「俺は子どもなんて欲しくなかった…」産婦人科で撃退された夫の話【入院生活】

2025.05.17

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お腹の中で新しい命が芽生え、喜びと期待に胸を膨らませるナツミ。しかし、彼女を悩ませるのは、日に日に増す体のつらさだけではありませんでした。 そばにいるはずの夫・リュウジの態度は、なぜかよそよそしいのです。「俺は子どもなんて欲しくなかった…」産婦人科で衝撃的な言葉を口にしたリュウジに、一体何があったのでしょうか? 今回は、入院生活を送るナツミと、そんな夫との間に生まれた、深い溝を描いたお話をご紹介します。


あらすじ

つわりが重く、体重も大きく減少してしまったナツミは、医師の判断で急遽入院することになりました。心細い入院生活を送るナツミのもとに、週末になると夫のリュウジが見舞いに訪れます。久しぶりの再会に安堵するナツミでしたが、リュウジはどこか上の空。ナツミが家のことを心配すると、曖昧な返事をするばかり。
3週間後、ようやく退院の日を迎えたナツミは、少しばかり散らかっているだろう自宅の様子を想像しながら「ただいま」とドアを開けます。しかし、そこで目にした光景は、彼女の想像をはるかに超えるものだったのです。

見どころ

一人きりの病室

週末にしかお見舞いに来られないリュウジを思い、「1人はやっぱり心細い…」とつぶやくナツミ。お腹の赤ちゃんを大切に思いながらも、不安な気持ちを抱える彼女の姿に、共感せずにはいられません。頑張ろうと自分を励ますナツミの姿は、同じように不安や悩みを抱える心にそっと寄り添います。

すれ違う会話

リュウジの見舞いに安堵するナツミが、ふと家のことを心配して「食事とか洗濯とか大丈夫かなって思って」と問いかけます。それに対し、リュウジは「あー…うん」「なんとかなってるよ」と歯切れの悪い返事。お互いを思いやる気持ちはあるはずなのに、なぜか微妙にすれ違う二人の会話が、今後の展開への不安を掻き立てます。

想像を絶する光景

3週間の入院生活を終え、ようやく自宅に戻ってきたナツミ。「多少家の中がぐちゃぐちゃでも怒らないであげよ」と心の中で考えながらドアを開けると、目に飛び込んできたのは想像を絶する光景でした。「!」という彼女のひとつの驚きの声が、一体何が起きたのでしょうか。

▽ 妊娠によって身体的にも精神的にも繊細な状態にあるナツミと、彼女の気持ちに寄り添いきれない夫・リュウジの間に生じた、小さなけれど無視できない溝が描かれました。身体的な負担だけでなく、孤独や不安といった心理的な負担も大きい妊娠期間において、パートナーの理解と協力がいかに大切であるかを改めて考えさせられます。

2025.05.17

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Written by Googirl編集部

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