誕生日プレゼントでマウント？　不倫相手に言い返した話【1番は奥さん、私は2番】

誰かに夢中になる気持ちは、時に人を大胆に、そして攻撃的に変えてしまうもの。今回ご紹介するのは、そんな人間の裏側を垣間見せてくれる、誕生日プレゼントでマウント？　不倫相手に言い返した話の中から１番は奥さん、私は２番と嫉妬をする場面をご紹介いたします。

あらすじ

今回は、夫・サトシの不倫相手であるキャバクラ嬢・レイナ視点で描かれます。サトシとの秘密の関係が始まったレイナは、彼が理想の男性だと感じていました。しかし、デート中にサトシが奥さんからの連絡で帰ってしまうことに、レイナは屈辱感を覚えます。自分はサトシに夢中なのに、一番は奥さんだと思い知らされることに腹を立てたレイナは、ある行動に出ます。それは、サトシの携帯から奥さんの連絡先を手に入れ、さらに奥さんの自宅を突き止め、姿を確認することでした。地味な印象の奥さんを見て、「私の方がお似合いなのに」と激しい嫉妬に駆られたレイナは、奥さんへの嫌がらせを始めるのでした。

見どころ

割り切った関係のはずが…？

サトシとの関係に満足していたレイナですが、サトシが奥さんからの連絡でデートの途中に帰ってしまうことに不満を抱きます。割り切った関係のはずが、レイナの心の中には「一番はあくまで奥さん」という現実が突きつけられ、屈辱と怒りがこみ上げてくる様子が描かれています。この瞬間のレイナの表情は、彼女の心の変化を如実に表しており、今後の展開を予感させます。

豹変するレイナの行動力

サトシに夢中なあまり奥さんへの強い嫉妬心を抱いたレイナは、衝撃的な行動に出ます。サトシの携帯から奥さんの連絡先を手に入れたレイナは、手に入れた住所を元に奥さんの家まで行き、その姿を確認するのです。物陰から奥さんを見つめるレイナの表情は、彼女の感情が暴走し、常識を逸脱した行動へと駆り立てられていく過程を鮮明に表しており、見どころの一つと言えるでしょう。

始まった嫌がらせの行方

「私の方が若くて可愛い」「絶対にお似合いなのに！」というレイナの心の声は、彼女の自己中心的で歪んだ愛情を示しています。そして、「ちょっといじめたらすぐに別れてくれそう」という思考に至り、ついに奥さんへの嫌がらせを開始します。これまでの経緯と、これから始まるであろう泥沼の展開を予感させる、レイナの執念深い表情が印象的です。

▽ 不倫相手の心情がより深く理解できる回でしたね。憧れの彼が既婚者であったこと、そして奥さんの存在が、レイナさんを常軌を逸した行動へと駆り立てていく過程が鮮明に描かれていました。彼女の感情の起伏と、それが引き起こす行動の恐ろしさを感じさせる展開に、ますます目が離せません。