旦那よ、なんで母親だけ遊んじゃダメなの?【そろそろ我慢の限界…】
育児に仕事に毎日奮闘していると、ふと一人になりたい瞬間や、友達と気兼ねなくおしゃべりしたい時ってありますよね。でも、パートナーの理解がないと、そんなささやかな願いもなかなか叶わない… 今回ご紹介するのは、そんな悩みを抱える一華さんが、出張中の出来事を悪びれもなく話す夫・勝さんに対して、ついに我慢の限界を迎えるお話です。
あらすじ
出張から帰宅した夫の勝さんは、楽しかった出張中の出来事を一華さんに話します。しかし、その内容があまりにも自由気ままで、一華さんは内心穏やかではありませんでした。LIMEの返信もままならないほど忙しかったと言いながら、温泉や観光、夜の飲み会を満喫してきたという勝さんの話を聞き、一華さんのイライラは募ります。
「あのさぁ、勝…」と言いかけたその時、家のチャイムが鳴り、思いがけない来客がありました。それは一華さんの兄だったのです。久しぶりの再会に明るい笑顔を見せる一華さんでしたが、兄との会話の最中、奥から勝さんも現れます。勝さんは兄に、まるで自慢するように出張の楽しかった出来事を語り始め、それを聞いた兄の表情は徐々に曇っていくのでした。
見どころ
悪びれない夫の報告
「付き合いだったから、仕方ないよな」と、まるで当然のように出張中の遊びについて話す勝さん。一華さんは、彼のその態度に言葉を失います。「仕事で行ってきたからって思ってたけど」「この態度はちょっと許せないんだけど!」という心の声が、彼女の怒りを物語っています。共働きで育児も分担しているはずなのに、自分だけが我慢しているように感じる一華さんの気持ちに、共感する方も多いのではないでしょうか。
言いかけた言葉と思いがけない来客
ついに勝さんに言い返そうとしたその瞬間、インターホンが鳴ります。緊迫した瞬間での思いがけない来客は、転機を与えます。一体誰が来たのか、そしてこの来客によって一華さんの不快感はどうなってしまうのか、ドキドキさせられますね。
曇っていく兄の表情
楽しそうに出張の思い出を語る勝さんとは対照的に、兄の表情は徐々に曇っていきます。「研修とかもあったんですけど」「けっこう自由時間が多くて」「温泉にも入れて、観光地も回れて、夜は飲み会だったし」「楽しかったですよ!」と無責任に話す勝さんの言葉に、兄は何かを感じ取ったのでしょう。妹である一華さんの気持ちを慮っているようにも見えます。
▽ 兄の思いがけない訪問によって、会話は中断されたものの、勝さんの自己中心的な態度は変わりません。それどころか、兄にまで自慢げに話す様子は、一華さんでなくても苛立ちを感じるのではないでしょうか。しかし、ここで注目したいのは、兄の不安げな表情です。彼は勝さんの言葉の裏に何かを感じ取ったのかもしれません。兄は一体どのような行動に出るのでしょうか。そして、一華さんの我慢はいつまで続くのでしょうか。