旦那よ、なんで母親だけ遊んじゃダメなの?【楽しかった出張】
育児に家事、毎日奮闘する私たち。たまには息抜きしたいと思っても、パートナーの理解が得られないとモヤモヤしてしまいますよね。一華と勝は小学1年生の息子を持つ夫婦。ある日友達から一泊旅行に誘われた一華ですが、夫には渋られてしまいます。夫は、出張に行ったようですが、楽しかったみたいで……?
あらすじ
泊りがけの出張から夫の勝が帰宅しました。お土産をたくさん買ってきてくれたものの、楽しかった出張の話をニコニコと話す勝に対し、一華は素直に喜べません。なぜなら、一華が旅行に行きたいと話した時には、なかなか首を縦に振ってくれなかったからです。
それなのに、自分は温泉や飲み会を満喫してきた様子。一華の中で、小さな不満が 大きくなっていきます。やっとLIMEの返信が遅れたことを謝罪した勝は、「盛り上がりすぎてスマホを見る余裕がなかった」と釈明しますが、その「付き合い」という言葉に、一華はさらに引っかかりを感じるのでした。
見どころ
満喫してきた夫
「いやー、結構楽しかったよ!」と、まるで旅行帰りかのように明るく話す勝。一華へのねぎらいの言葉はありますが、どこか他人事のようです。一華は、自分の旅行の願いは聞き入れてもらえなかったのに……と、心の中で複雑な思いを抱えています。
悪びれない態度
温泉や飲み会の話を楽しそうにする勝。その姿に一華は モヤモヤが止まりません。仕事だったとはいえ、置いていった妻への配慮が全く感じられませんよね。
強調された「付き合い」
LIMEの返信が遅れた理由を「これも付き合いだからさ」「仕方ないっていうか」と説明する勝。しかし一華にとっては言い訳にしか聞こえないようです。
▽ 「付き合い」という言葉で片付けられてしまった、夫の楽しかった出張。一華が本当に求めていたのは、お土産ではなく、労いの言葉や気遣いだったのではないでしょうか。自分のことばかりで、妻の気持ちに寄り添えない夫の態度に、イライラが募る一華なのでした。