子どもの意思を尊重…! 娘のお受験がきっかけで険悪だった夫婦仲が元通りになった話

2025.08.31

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世の中には、自分が知らないだけでまさかの真実が隠れている、なんてことがあるのかもしれません。それを思わぬ形で知ることになったとき、一体どうすればいいのか困惑してしまいますよね。今回は、娘のお受験がきっかけで険悪だった夫婦仲が元通りになった話をご紹介いたします。


主人公・大沢雅はお金持ちの夫と結婚し、娘の梨音と3人で優雅なセレブ生活を過ごしています。なにもかも手に入れた雅でしたが、中学の同級生だった優奈とママ友として再会してから状況が変わり始めます。中学時代は貧乏だった優奈が、今は院長夫人のセレブマダムを義母にもち、超お金持ちになっていて悔しがる雅。しかも、優奈自身も東大卒の高学歴で、なにもかも上に立つ優奈にライバル心を燃やします。さらに莉音のお受験先の灘宮を、優奈の娘・花蓮も受験することを知り、雅は莉音を追い詰めるまでに厳しく指導。そんな雅の姿を見た夫の和希が激怒し、夫婦喧嘩になることも。ある日、梨音が幼稚園で大怪我をして輸血が必要な状態に陥ります。希少な血液のため見つからずにいたところ、優奈が同じ血液だと明かし、無事に梨音の手術は成功。しかし、なぜ優奈が梨音を救うことができたのか……。そこには過去に秘密があったようです。実は雅と優奈は父親が同じ、つまり腹違いの姉妹であることを暴露します。優奈の父親は出世に目がくらんで、社長令嬢である雅の母親と再婚。父親に捨てられた優奈と母は、そのせいで貧乏になり父親や雅を恨んでいました。しかし優奈にとって、雅に唯一感謝していることがあります。それは中学時代の雪の日、寒そうに震えていた優奈に、雅がマフラーをかしてくれたこと。雅からしてみたら、ただの施しだったかもしれませんが、優奈は今でもそのときのことをしっかり覚えていて「本当にうれしかった」と話します。莉音を助けたのはマフラーの件の恩返し。優奈は「灘宮に合格しようがしまいが莉音ちゃんは素敵な子だよ」「あんたがそう育てたんだから」「自信持ちなよ」と雅に声をかけます。優奈の言葉をきっかけに、雅の心境にも変化が訪れて……。雅は和希と話し合った結果、灘宮に固執せずに莉音の行きたい学校に行かせることを決意します。

夫婦仲が戻った

娘の意思を尊重

莉音は、以前に学校見学で行った精華学園に行きたいと伝えます。雅は莉音の意思を尊重してあげられるくらいに、大きく心境が変化したようですね。灘宮の受験を辞めたことで、夫婦仲もよくなりました。子どものためと思ってやっていたことが、逆に子どもを苦しめてしまうことってありますよね。子どもがなにを望んでいるのかを、正しく判断できる親でありたいものです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.08.31

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Written by Googirl編集部

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