W不倫する私が地獄まで落ちた話【悪いのは…私だけなの?】
夫ミナトとの結婚生活に苦しむユヅキは、既婚者のツバサとW不倫をしていました。そんなある日、ミナトが取引先のアキという女性と浮気中に交通事故にあってしまいます。ツバサとの子どもの妊娠がわかり、ミナトの浮気の証拠を掴もうと奔走していたユヅキですが、逆にミナトから、ツバサと浮気していた事実を突きつけられてしまいます。今回は、窮地に立たされたユヅキの心情が色濃く描かれる「W不倫する私が地獄まで落ちた話」の中から立場が悪くなっていく妻の話をご紹介します。
あらすじ
ミナトにW不倫の事実を突きつけられ、離婚を迫られるユヅキ。探偵に依頼するも、ミナトとアキの不貞の証拠は掴めず、経済的にも追い詰められていきます。そんな中、ミナトはユヅキを「浮気女」と罵り、離婚届にサインを求めます。さらに、偶然出会ったアキからは、ミナトとの海外赴任を告げられ、ユヅキは衝撃を受けます。義母からも追い打ちをかけられるように「土下座して報告しろ」と言われ、ついにユヅキはミナトと義母の前で、ある衝撃的な告白をします。
見どころ
悪いのは…私だけなの?
離婚届を突きつけられ、ミナトから「バカなことを考えるなよ?浮気女さん」と罵られたユヅキは、悔しさから離婚届を握りつぶしてしまいます。「なんで私が悪者みたいに言われないといけないの!?」というユヅキの心の叫びは、夫の裏切りに苦しんできた彼女のこれまでの日々を物語っています。
衝撃の海外赴任
偶然アキと遭遇したユヅキは、アキからミナトとの海外赴任について聞かされます。まさかの事実に「海外赴任…?」と呆然とするユヅキに対し、アキは「知らなかったんですか?奥さまなのに…ああ、だからなんですね」と追い打ちをかけるようにマウントをとります。ユヅキの知らないところで着々と進められていたミナトとアキの関係、そして海外赴任という事実は、ユヅキの絶望をさらに深めます。
最後の反撃
義母からも冷たく当られ、精神的に追い詰められたユヅキは、ついに反撃に出ます。「お腹にミナトの子どもがいます」と告白したユヅキの言葉に、驚きを隠せないミナトと義母。この一言は、ユヅキが自らの状況を打開するために放った、まさに起死回生の一手と言えるでしょう。彼女がこの選択に至った背景にある、深い葛藤と覚悟が伝わってくる、息をのむ展開です。
▽ミナトの浮気、義母からの冷遇、そしてアキからのマウント。すべてがユヅキを精神的に追い詰めていきます。しかし、そんな逆境の中、ユヅキは自身のお腹に宿る新たな命を守るために、最後の手段に出ます。彼女が下した決断は、今後の物語に大きな波乱を巻き起こすこと必至です。一体ユヅキの告白は、ミナトと義母にどのような影響を与えるのでしょうか。