『W不倫する私が地獄まで落ちた話』【離婚まであと少し】
夫・ミナトとの冷え切った関係に苦しむユヅキは、既婚者であるツバサと密かにW不倫の関係を続けていました。そんな中、ミナトが浮気中に交通事故に遭い、夫婦ともに不倫していることが発覚。この状況を離婚への足がかりと捉えたユヅキは、ようやく夫の浮気の証拠を手に入れました。今回は、泥沼のW不倫劇を描く「W不倫する私が地獄まで落ちた話」の中から離婚まであと少しのところまできたユヅキの話をご紹介いたします。
あらすじ
ミナトの退院祝いと称して義実家で食事をするユヅキたち。義母からの心ない言葉や、ミナトの勝ち誇ったような態度にも、ユヅキは心の中で「もうすぐこの人たちと縁を切れる」と冷静さを保ちます。自宅に戻り、浮気の証拠を手に弁護士への相談を考えるユヅキ。ツバサからのメッセージに希望を見出しますが、突然の吐き気に襲われトイレに駆け込んでしまいます。不機嫌なミナトにも構わず吐き続けるユヅキは、次第に「これはもしかして悪阻なのではないか?」と不安と驚きを覚えるのでした。
見どころ
義実家での攻防戦
ミナトの退院祝いに集まった義実家でのシーンは、ユヅキの置かれている状況がどれほど息苦しいものかを如実に表しています。義母からは入院中のだらしなさを指摘され、ミナトもそれに同調する始末。しかし、ユヅキの心の中はすでに反撃モード。「もうすぐこの人たちと関わらなくて済むようになるんだもの」と、その場をやり過ごす彼女の強かさに注目です。
ユヅキの決意
浮気の証拠を手にし、弁護士への相談を決意するユヅキ。スマホに届いたツバサからのメッセージが、彼女の背中を押しているように見えます。離婚というゴールに向けて着実に歩みを進めようとするユヅキの表情には、一筋の光が差し込んでいるかのようです。新たな人生への希望を抱く彼女の心情が伝わる重要なシーンです。
突然の異変
全てが計画通りに進んでいるように見えたユヅキを襲った突然の吐き気。最初は食あたりかと思われたその症状は、やがて悪阻の可能性をユヅキに突きつけます。ツバサとの子どもを妊娠している可能性に気づいたユヅキの、驚きと不安、そしてわずかな希望が入り混じった複雑な表情です。この予期せぬ展開が、どのような影響を与えるのでしょうか。
▽ ミナトが退院しても、ユヅキにとっての地獄のような結婚生活は終わりが見えません。しかし、夫の浮気証拠を手に入れ、離婚への道筋が見え始めた矢先の突然の体調不良。これは本当に悪阻なのでしょうか。