血縁を重んじられ、社長になれなかった婿養子夫…表では納得したように見せるも、内心強い憤りを感じていた話

これまで苦労ばかりだった人が真逆の相手と結婚し、新しい人生がスタートすることもあるでしょう。でも順風満帆だと思っていた生活も、ある日を境に風向きが変わることもあるようです。今回は血縁を重んじられ社長になれなかった婿養子夫が、内心強い憤りを感じた話をご紹介いたします。
主人公・坂本翔平は大学時代からの交際を経て、坂本財閥の一人娘・坂本美羽とゴールインします。新卒で坂本建設に入社した翔平は美羽の父・大介に気に入られ、婿養子になりました。豪華な披露宴を行うふたりですが、見るからに場違いな翔平の両親がやってきます。坂本家の親戚になることを喜ぶ両親ですが、翔平が「二度と俺の前に姿を見せるな」と言い放ちます。
翔平が3歳のときに、母の浮気が原因で離婚した両親。その後母が再婚し、腹違いの弟が生まれます。弟ばかりかわいがり家に居場所がなかった翔平は、金持ちになりたい一心で勉強に励みます。その後トップの成績で名門私立大学の理工学部に合格し、特別特待生となります。
幼稚舎から通う美羽とは接点がありませんでしたが、教授から優秀さを買われ、美羽と研究をすることになります。このチャンスをものにしたい翔平は、実験を機に美羽との距離を縮めます。そしてなんと美羽のほうから告白し、交際がはじまったのでした。
披露宴終了後、坂本邸で食事をする義両親と翔平たち。大学時代は交際を反対していた義両親ですが、翔平が成績優秀だと知り態度を変えていました。坂本家の人間になり、絶対的勝利へのスタートラインに立ったと考える翔平は、跡取りとして結果を出すことに奮闘したのでした。
その2年後、元気な男の子・栄太が生まれます。月日が経ち6歳になった栄太は、美羽と同じ幼稚舎に通いはじめます。大介が年齢的に引退を考えるようになり、次期社長は自分だと意気込む翔平。しかし裏で役員会議が行われ、美羽が新社長に任命されます。10年以上坂本家を支えてくれた翔平が社長になれず困惑する美羽は、今後の夫婦関係を心配したのでした。
大介から書斎に呼ばれた翔平は、いよいよ社長になれると思い込みます。しかし美羽が次期社長に任命されたと知り、驚きを隠せません。さらに副社長は美羽の従兄・恭介が任命されました。大介から「血を重んじる坂本家は世襲が基本」「幼い頃から帝王学を学んできた美羽が社長になるのは当然」と言われ、自分の生い立ちをうまく利用された上、美羽に騙されたと思ったのでした。
大介が跡取りの栄太を大事にする姿を見て、血の繋がりがない自分はあくまでよそ者だと痛感します。自分の欲しいものをすべて持っている栄太と、翔平の気持ちを知りつつ譲ってくれない美羽に激しく嫉妬したのでした。
美羽が新社長、翔平が専務に任命されたと知り、ざわつく社員たち。部下が「こんなのあり得ない」と翔平のもとにやってきて……?
美羽の社長就任に納得がいかない部下






内心強い憤りを感じた翔平
これまで会社のために尽力してきた翔平が社長になれず、結局は血の繋がりが大事なのかと訴えた部下。表では「この結果に満足している」と言いつつ、内心は強い憤りを感じた翔平だったのでした。実力は申し分ないにもかかわらず、血縁だけで役職を決められてしまったら、どうしても不満は溜まりますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。