「絶対帰らない!」妻とのデートにシンママ元カノと息子も招待!? 妻が家出の継続を決めた瞬間

結婚し、夫の転勤先についていく人もいるでしょう。新生活は不安になりがちですが、大好きな夫と一緒だったら喜びも勝るかもしれませんね。でも夫の幼なじみと遭遇してしまったら話は変わるもの。今回は、トンチンカンすぎる夫の言動に、妻が家出の継続を決めた話をご紹介いたします。
主人公の山辺菜月と夫・陽介は結婚して3年目です。このたび陽介の転勤により、陽介の地元に引っ越すことになりました。陽介との新生活にワクワクする菜月は一緒に買い物へいきますが、そこで陽介の幼なじみ・梨沙とその息子・マサトに遭遇します。
菜月そっちのけで話すふたりですが、なんと陽介が「せっかくだからうち寄ってけよ」と言いはじめます。引っ越し初日に家に上がり込んだ挙句、食事まですることになった梨沙。その後、陽介の友達の飲み会に誘われた菜月ですが、梨沙が陽介にボディタッチをする姿を目撃します。しかも以前2人が交際していた事実を知ってしまいます。
ある日梨沙から「マサトが高熱を出したから、車で病院に連れて行ってほしい」と連絡が来た陽介は、慌てて家を飛び出します。無事元気になったマサトでしたが、何の約束もなく突然梨沙がお礼と称して家にやってきます。
そして「母親って本当に大変だから、菜月さんにも早くこの気持ちわかってほしい」とマウントを取るのでした。後日義母と偶然出くわした際も図々しく家に上がり込む姿に限界を感じ、陽介に相談するも「楽しそうで良かったじゃないか」と見当違いな答えが返ってきます。
その後ショッピングモールデートの約束をしますが、陽介が当日になって梨沙とマサトを連れてこようとします。「ふたりきりがいい」と言う菜月を渋々受け入れ、梨沙に断りの連絡を入れた陽介。しかしショッピングモールで梨沙とマサトと出くわし、4人で食事をすることになってしまいます。家族のような陽介と梨沙、マサトの後ろ姿を見て、菜月はショックを受けます。
翌日梨沙宅での夕飯に菜月を誘ってきた陽介。当然行くわけがないと怒りますが、陽介は梨沙たちと夕飯を食べて帰ってきます。陽介とのケンカから1週間後、今度はマサトの保育園の行事に行ってしまいます。「妻の私より梨沙さんたちのほうが大事なの?」と聞いてもはぐらかされ、菜月は家庭を壊されている気持ちになります。
しかし陽介の誕生日に菜月は自分から歩み寄ろうと決心します。菜月のごちそうに喜ぶ陽介ですが、突然梨沙たちが家にやってきます。陽介をパパと呼び似顔絵を渡すマサトと、その様子を勝ち誇った顔で眺める梨沙なのでした。
梨沙たちに平然と家に上がり込まれた菜月は、以前陽介の友達の飲み会で知り合ったチカさんに相談します。梨沙の離婚理由は元夫のDVと聞いていたものの、実は何人も男を作って捨てられていたと判明します。その帰り道に義実家に寄りますが、義母は暗い顔をした菜月を心配してくれます。
思い切って陽介と梨沙の相談をしたところ、菜月の味方になってくれました。陽介にお灸を据えるために、今夜うちへ寄るよう提案してくれた義母。しかし義母から怒られてもヘラヘラする陽介に怒りが爆発した菜月は、離婚を切り出します。翌日義実家に家出した菜月を大げさと捉えた陽介は、友人に話をするも「自業自得」と一蹴されます。それでもピンと来ていない陽介は、菜月とふたりで行く約束をしていた花火大会のクルーズに、梨沙とマサトを誘うことにしました。
陽介の電話に出る菜月










「これで絶対仲良くなれるよ!」
陽介が反省したと思い電話に出た菜月。しかし花火クルーズに梨沙とマサトの4人で行こうと言い出し、あっけにとられたのでした。陽介と和解したいと思っていた菜月でしたが、ここまで的外れなことを言われたら怒るのも当然ですよね。あらためて家に帰りたくないと思った菜月なのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。