出産で妻が亡くなり、途方に暮れていた夫…はじめて我が子と対面し、引き取ることを決意した話 

2025.09.28

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妊娠や出産は命がけですよね。ですが「医療が発達しているから」「みんな産んでいるから」などという理由で、出産を甘く見る人もいるもの。今回は出産で妻が亡くなり途方に暮れていた夫が、はじめて我が子と対面し引き取ることを決意した話をご紹介いたします。


谷崎慎介は成績トップの営業部のエース。仕事は順調な一方、妊娠中の妻・美雪に対する態度はイマイチ。美雪と両親学級に行く約束をしていたのに接待ゴルフを入れたり、出産前から「仕事が忙しいから育児はほとんどできない」と美雪に話したりしていました。そんなある日、トイレに行った美雪は自宅で出血します。
その後病院へ運ばれ、赤ちゃんは無事でしたが美雪は帰らぬ人となってしまいました。憔悴しきった慎介が居酒屋で飲んでいると、見ず知らずのサラリーマンが妊娠中の奥さんについてグチり、「いまどき出産で死ぬかっつーの!」と言っているのを聞いてしまいます。カッとなった慎介はサラリーマンと言い合いになり、「妊娠さえしなければ美雪は死ななかった」と自分を責めるのでした。
帰宅後、美雪の母・潤子から子どもをひとりで育てられるか尋ねられた慎介は、「育てられません」と伝え、子どもは義両親が引き取ることになります。母親からは義両親が引き取ってくれてよかった、再婚してまた子どもを作ればいいと言われました。さらに美雪との子は体が小さく、これからどんな病気が見つかるかわからないと言われた慎介は怒りますが、子どもは綺麗事だけでは育てられないのだから現実を見るよう冷たくあしらわれてしまいます。
そんな慎介がはじめて子どもに会いに行きます。生前の美雪の願いで美月と名付けられた我が子と対面し、「ひどいパパでごめん……!」と涙を流した慎介はとある決心をするのでした。

我が子との対面でもたらした心境の変化

美月を引き取ることを決心

美雪の死を受け入れられなかった慎介ですが、美月と対面し引き取ることを決意し、美雪の両親に話をしたのでした。気持ちが切り替わってよかったですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.09.28

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Written by Googirl編集部

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