子供より車が大事？　独身気分が抜けない夫を成敗した話【あまり協力してくれない夫】

共働きで頑張る咲子と、小学2年生になる娘のメグミ。マイホームで幸せに暮らすはずが、夫の圭斗は独身気分が抜けないようでどこか他人事……。子どものことよりも自分の趣味を優先する夫に、妻の堪忍袋の緒が切れそうな予感です。今回は、そんな夫婦の日常の中から「あまり協力してくれない夫」をご紹介します。

あらすじ

パートで働く咲子は、バレエ教室に通う娘のメグミを迎えに行き、二人で仲良く帰宅します。家にはすでに夫の圭斗が帰っていましたが、ソファでだらしなくスマホをいじっているだけ。お風呂掃除をお願いしても、疲れていることを理由に全く動こうとしません。
それどころか、夕飯を作る咲子にお風呂掃除までさせようとする始末。そんな夫の態度に、咲子は内心うんざりしていました。
そんなある金曜日、圭斗は突然「明日の土曜日、友達と遊びに行く」と言い出します。しかも、その日は家族で出かける予定があったのです。友人が新車を買ったからドライブに行くという身勝手な圭斗に、咲子は言葉を失ってしまうのでした。

見どころ

「もう少しあとで良くない？」

夕飯の準備で忙しい咲子が、夫にお風呂掃除を頼みます。しかし、圭斗はスマホから目を離さず、面倒くさそうに返事。「今日、丸1日外回りで疲れちゃってさ」という言い訳し腰が重たそうですね。

「じゃあ咲子がやってよ」

咲子が「今のうちに洗っておけばスムーズだし、圭斗もご飯終わったらすぐ入りたいんでしょ？」と諭すように言っても、圭斗は全く聞く耳を持ちません。主婦は時間を逆算して動いているのですが、圭斗はそんなのおかまいなしです。

「明日の土曜日、友達と遊びに行くから」

家族の予定があるにも関わらず、事後報告で自分の遊びの予定を告げる圭斗。「友達が新車買ったから、乗せてもらってドライブに行くんだ」と、まるで子どものように無邪気に話す彼の言葉に、咲子はただただ驚くばかり。

▽ 圭斗の身勝手な行動と、それに困り果てる咲子の様子が描かれています。自分のことばかりで、家族への配慮が欠けている圭斗。この先、咲子はそんな夫をどのように「成敗」するのでしょうか？