子供より車が大事? 独身気分が抜けない夫を成敗した話【今回ばかりは許せない!】
結婚しても、まるで独身気分が抜けないパートナーに悩まされた経験はありませんか? 特に、子育て中の夫婦にとって、片方だけが自分の趣味を優先し、家族を顧みない態度をとったら、それは大きな問題になりますよね。今回ご紹介するのは、まさにそんな悩みを抱える咲子が、子供よりも車を優先する夫・圭斗に、ついに怒りの鉄槌を下すお話です。
あらすじ
娘を持つ咲子と圭斗夫婦。圭斗は独身気分が抜けず、勝手な振る舞いを繰り返していました。趣味の高級車が欲しいと言い出した圭斗を咲子は一蹴しますが、圭斗は家族の学費や娘の習い事の費用を犠牲にしてまで、勝手に高級車を購入してしまいます。
咲子が問い詰めると、圭斗は「車は家族で使うんだし」「バレエなんてムダだから辞めてもいい」と開き直ります。その言葉に堪忍袋の緒が切れた咲子は、「なにがムダだよ!」と激怒。娘がバレエを辞めなきゃいけないと泣いていたことを告げると、圭斗はようやく事の重大さに気づきます。しかし、咲子の心はすでに決まっているのでした……。
見どころ
夫の身勝手な主張と咲子の怒り
高級車を勝手に購入した夫・圭斗が、娘の習い事を「ムダ」と言い放ち、さらに「発表会だなんだって金もかかるだけだから、辞めてもいいだろ」と悪びれもせず開き直りはじめました。それに対し、鬼の形相で「なにがムダだよ!」「習い事は将来のためだけにさせてるわけじゃない!」と一喝する咲子の姿は、家族への愛情と、夫への怒りが爆発した瞬間であります。
圭斗の遅すぎる後悔と咲子の決意
咲子から「メグミ、泣いてたんだよ」と聞かされ、圭斗がようやく娘を犠牲にしたことに気づく場面は、彼の自己中心的な性格と、家族への無関心さを際立たせます。しかし、時すでに遅し。咲子の「自分の欲のために娘を泣かせるなんて、許せない。今回ばかりは見過ごさないから」という決意の言葉は、彼女がこれまでどれほどの我慢を重ねてきたかを感じさせます。
咲子の「離婚宣言」
咲子が「もう買っちゃったものはしょうがないよね」と淡々と告げたことで、圭斗は許されたと勘違いしてしまいました。しかし、その直後、咲子が冷たい目で彼を睨みつけ、「なに言ってんの? もう離婚するねって意味だけど?」と静かに「離婚」を告げるシーンは、最大の「ざまあ」ポイントです。
▽ 咲子の心は決まったようです。こんな人とは、これ以上一緒にやっていくだけ損ですよね。娘の涙を犠牲にしてまで自分の欲を満たそうとした夫への、復讐が始まりました。