子供より車が大事? 独身気分が抜けない夫を成敗した話【大きな子ども?】
共働きで頑張る咲子と、小学2年生になる娘のメグミ。マイホームで幸せに暮らすはずが、夫の圭斗は独身気分が抜けないようでどこか他人事……。子どものことよりも自分の趣味を優先する夫に、妻の堪忍袋の緒が切れそうな予感です。今回は、そんな夫婦の日常の中から「まるで大きな子どものような夫」をご紹介します。
あらすじ
夫の圭斗が遊びに行ってしまったため、咲子は娘のメグミと二人で実家を訪れることになりました。メグミは圭斗が来ないことに不満を漏らしますが、咲子の両親は温かく二人を迎え入れます。咲子が圭斗が遊びに行ったことを正直に話すと、母親は呆れつつも「あんまり酷かったら、ビシッと言ってもいいんじゃないの?」とアドバイス。咲子も「今度なにかあったら、もう少し強めに言ってみる」と前向きに答えます。夕方、帰宅した圭斗は、新しい車でのドライブがいかに楽しかったかを嬉々として話します。その姿を見た咲子は、圭斗があまりにも「子ども」で、独身気分が抜けていないことに呆れを感じるのでした。
見どころ
娘の正論
「お約束していたのにね」というメグミの正論を圭斗にきいてもらいたいですね。咲子は娘の前で夫が堂々と約束を破る姿を見せたくないという情けない思いでいっぱいになります。
母親の助言
実家で母に圭斗の状況を話した咲子に対し、母親は「メグミちゃんとの約束もこんな調子なのかしら? あんまり酷かったら、ビシッと言ってもいいんじゃないの?」と、咲子の気持ちを代弁するような助言を与えます。これまでも散々言って聞かなかった圭斗に対し、咲子が「今度なにかあったら、もう少し強めに言ってみる」と決意するのでした。
夫の無邪気さと妻の呆れ
帰宅した圭斗が「いやぁ、楽しかった」と無邪気に遊びの報告。彼は家族の不在を全く気にしていないようですね。畳んだ洗濯物を運びながら、圭斗の話を冷めた気持ちで聞く咲子の表情からは夫婦間の溝の深さを感じさせます。
▽ 楽しかった遊びから帰宅した圭斗は、まるで大きな子どものようですね。しかし、もう小学生の娘がいる父親として、家族との約束よりも自分の趣味を優先する圭斗の姿に、咲子の呆れは募るばかりです。果たして、咲子はこの「大きな子ども」のような夫に、どう対処していくのでしょうか。