「我慢できない!!」彼が好きで同棲したのに価値観が合わなくて結婚をやめた話【教訓】
「好き」という気持ちだけでは、共に人生を歩むことは難しいのかもしれません。今回ご紹介するのは、大好きな彼氏と同棲したものの、価値観の違いから結婚をやめるという決断をした女性のお話です。幸せな結婚を夢見ていたはずなのに、一体何が彼女をそうさせたのでしょうか。その決断に至るまでの葛藤や、新たな一歩を踏み出すまでの道のりを、一緒に見ていきましょう。
あらすじ
葉月は、大好きだった彼氏の徹平と同棲を始めましたが、生活していく中で価値観の違いを痛感し、別れを決意します。家を出た葉月の元には、徹平から何度も復縁を求める連絡が届きますが、彼女の気持ちはすでに冷めていました。ある日、葉月の会社の前で待ち伏せしていた徹平に、彼女ははっきりと「もう愛していない」と告げます。
自分のことしか考えられない徹平の言動に、葉月は愛想を尽かしていたのです。警察官が通りかかる中、しつこい徹平から逃れることができた葉月は、今回の経験から得た教訓を胸に、新たな生活をスタートさせようとしています。
見どころ
冷めた目線
何度も連絡してくる徹平のメッセージを、冷めた目で見つめる葉月の表情が印象的です。「寂しいよ」「愛してる」「チャンスが欲しい」と必死に訴える徹平に対し、彼女の心はもう動いていません。好きだったはずの相手からの言葉が、今はただのノイズにしか聞こえない。そんな彼女の冷静さが、二人の関係の終わりを物語っています。
突き放す言葉
待ち伏せまでして現れた徹平に対し、葉月は毅然とした態度で「私はもう愛してない」「むしろ嫌いなくらいだけど」とはっきりと告げます。さらに、「簡単に愛してるって言うけど、つまり、自分は愛してる相手すら思いやれない残念な人間ですって公言してることになるんだけど…それ、分かってる?」と、彼の本質を鋭く指摘するのです。この言葉は、自分の気持ちに正直に生きようとする葉月の強さを感じさせます。
新たな一歩
徹平との関係が終わった今、葉月は寂しさを感じつつも、自分の選択に後悔はないと語ります。「あのまま結婚してたらきっと地獄だったよね」「一緒に暮らしてみないと分からないことがあるんだって気付けただけでもよしとしよう」という彼女のモノローグからは、過去の経験を糧に、前向きに未来を見据えようとする強い意志が感じられます。
▽ 大好きだった相手との同棲生活を経て、結婚という形ではなく別れを選んだ葉月。その決断には、寂しさとともに、自身の幸せを真剣に考える強さがありました。この経験を胸に、彼女がこれから歩む新しい人生が、より豊かなものになることを願わずにはいられません。