「我慢できない！！」彼が好きで同棲したのに価値観が合わなくて結婚をやめた話【別れるしかないね】

大好きな彼氏と、念願の同棲生活をスタート。で、実際に一緒に暮らしてみると、「あれ、こんなはずじゃ……」と彼氏に対し違和感を覚えることもありますよね。今回は「彼が好きで同棲したのに価値観が合わなくて結婚をやめた話」の中から、ついに別れを切り出した話をご紹介します。

あらすじ

主人公の葉月には、付き合って半年の彼氏がいる。彼氏とは結婚を考えているが、あるとき既婚者の友達に「結婚したいなら、その前に絶対同棲した方がいい」と断言される。

そこで彼氏と同棲を始めることにした葉月。しかし同棲初日に「家では、どんな食べ物にも大量にお酢をかける」という徹平の奇妙な癖を知り、とまどう。

いつもトイレは立って用を足す徹平。トイレが汚れるため、葉月は「座ってしてほしい」とお願いしているのにも関わらず、変わろうとしてくれない徹平に不満が募る。さらに汚れるのが嫌なら、葉月が掃除をすればいいと言う徹平に、あ然としてしまう……。

徹平に不満はあるものの、お互いに歩み寄ろうと決意した葉月。前向きに気持ちを切り替えたものの、脱いだ服はそのまま、ゴミは捨てない、そんな徹平のだらしなさにウンザリしてしまうのであった……。

さらに、お風呂が好きではない徹平は、葉月に「そこまでして湯船に浸かりたいなら水道代は出してね」と、細かすぎる要求をしてきた。

徹平に不満を感じていた葉月は、モヤモヤしたまま家に帰宅した。すると突然クラッカーをならして「誕生日おめでとう！」と言って出迎えてくれた徹平。そう、この日は葉月の誕生日だったのだ。徹平はサプライズでお祝いをしてくれた。

2日間もお風呂に入っていない徹平に迫られて、拒絶した葉月。すると徹平は拗ねて、後片付けもせずに部屋に行ってしまった。自分勝手な徹平に我慢できなくなった葉月は、別れることを決意する。

見どころ

「私と別れてください」

徹平に「私と別れてください」と伝えた葉月。突然別れを切り出されて、戸惑う徹平。

葉月のこれまでの我慢

いつも自分勝手で、葉月に合わせようとしなかった徹平。葉月は価値観や好みの違いがあることは理解しつつも、もっと相手に歩み寄る必要があったことを訴えた。

「やっぱり別れるしかないね」

すると徹平は「不満なんて山ほどあったけどずっと我慢してたんだ！」「俺だけが悪いみたいに言いやがって」と逆ギレ。そんな徹平を見て、葉月は「やっぱり別れるしかないね」と言い残し、家を出たのであった……。

自分の胸に手を当てて考えたら、非があったのはどっちなのかが明確になると思います……。別れを切り出されて「俺のほうが我慢してた！」と反撃する男性って、みっともないですよね。