「愛し方がわからない…」気づいたときには夫からも、推しの現場からも見放されていた女性の話

2025.08.17

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人の心を傷つけるいじめは決して許されないもの。そんな中幼少期からずっといじめっ子で、大人になっても誰かをいじめないと気が済まない人もいるようです。今回は人の愛し方がわからないと気づいた女の話をご紹介いたします。


主人公・松井カヨは成績優秀ではあるものの周囲を見下し、幼少期から弱い者いじめばかりしていました。カヨの父は優秀な弁護士である一方、気弱な母を怒鳴ってばかりいるモラハラです。カヨは父に認められたい一心で勉強に励む反面、母みたいな弱々しい人間を見るといじめずにはいられない性格になっていました。
そして社会人になったカヨは、父が事務所の跡継ぎにしたいと考える慎太郎と結婚することに。カヨは慎太郎にゾッコンな一方、慎太郎はゼミ生のメンバーで同じく弁護士の沖野ユイに好意を持っていました。そんなユイは小学生の頃カヨにイジメられ、転校させられた過去があります。その後、カヨと慎太郎は無事結婚式を挙げることに。
しかしその直後にカヨの母が倒れ、帰らぬ人となります。亡くなる直前に母から「私は子育てに失敗した」と言われ不安定になったカヨは、職場で再び陰湿ないじめをはじめました。カヨに好意はなく、日に日に帰宅が遅くなる慎太郎。そんな慎太郎に振り向いてもらいたいカヨは慎太郎に抱きつきますが、拒絶されてしまいました。

推し活再開

一時期アイドルにハマり、SHOを推していたカヨ。しかしここでも教育と称し、ファンに嫌がらせをしていました。

人の愛し方がわからない

少し前まで力を入れていた推し活で、同じファン同士である人たちを「教育」と称しイジメていたカヨ。立ち直ろうと出向いた押しのライヴで、そのイジメが運営にバレ、自分がライヴ出禁になっていたことを知らされ、つまみ出されてしまったのでした。人の愛し方がわからない、というのは深刻で根深い問題です。それでも他人を傷つけたり追いつめていい理由にはなりません。そんなことに気づけるのってたいてい、こうして周りのすべての人からそっぽを向かれた後だったりするもの。人の性とは……なんとも切ないものですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.08.17

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Written by Googirl編集部

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