「私の人生終わったな…」いじめっこ女の悲劇【結婚式の夜】
「自分が気に入らない」というだけの理由で他人に嫌がらせをし、相手の人生を妨害する「いじめ」。それは、相手の心に大きなダメージを与える、決して許されない行為です。そんないじめをずっとやめられず、自分勝手な言い分を貫いた女の末路とは?
今回は、「私の人生終わったな……」いじめっこ女の悲劇の中から「結婚式の夜」の話をご紹介いたします。
あらすじ
結婚式の夜、初夜に期待を膨らませるカヨを、夫の慎太郎は疲労を理由に遠ざけます。キスを期待していたカヨは内心恥辱に耐え、今夜は休むことに。カヨが寝た後、慎太郎は「こんなのいつまでも続けられるわけがない」と苦悩し、結婚式のキスが未遂だったことを思い返します。
その時、カヨは父・竜之介からの電話で、母親のサキ子が倒れ救急搬送されたことを知らされます。「なんてタイミングだろう」とため息をつくカヨに、慎太郎は「実の母親が倒れたんだぞ!? そんな言い方があるか!」と、思わず怒鳴りつけてしまうのでした。
見どころ
慎太郎の全力回避
結婚式の夜、頬を紅潮させて慎太郎を見つめ期待を膨らませるカヨ。しかし、慎太郎はカヨの隣にストンと腰掛け、「疲れたでしょう」と気遣う言葉をかけるだけでした。好きという気持ちのギャップが大きすぎます……。
慎太郎の苦悩
カヨが寝た後、バルコニーで長いため息をつく慎太郎。「こんなのいつまでも続けられるわけがない」と、苦悩に満ちた表情でつぶやき、彼がこの結婚生活に絶望していることを露呈しています。結婚式でのキスも未遂だったことを察するに、彼がカヨに対して肉体的な接触を嫌悪しているようです。
カヨの母親への無関心と慎太郎の怒り
母親のサキ子が倒れて救急搬送されたという知らせを受け、カヨが「ハァ…結婚式が終わったばかりなのに、なんてタイミングだろうって…」と、ため息混じりに無関心な言葉を漏らしてしまいます。実の母親の危機にも感情を揺らさない姿に、慎太郎は、思わず一喝するのでした。
▽ 救急搬送されたサキ子。いつも通りの塩対応をするカヨに、慎太郎は思わず大きな声をあげてしまいました。呆然とするしかないカヨ。サキ子は大丈夫なのでしょうか……。