「私の人生終わったな…」いじめっこ女の悲劇【粛清】

人の心を傷つけるいじめは決して許されないもの。そんな中幼少期からずっといじめっ子で、大人になっても誰かをいじめないと気が済まない人もいるようです。今回は「いじめっ子女の悲劇」の中から、推し活でもいじめをする主人公の話をご紹介します。

あらすじ

主人公・松井は現在大学生。成績優秀ではあるが周囲を見下し、幼少期から弱い者いじめばかりしている。松井の父は優秀な弁護士である一方、気弱な母を怒鳴ってばかりいた。松井は父に認められたい一心で勉強に励む反面、母みたいな弱々しい人間を見るといじめずにはいられない性格になっていた。

高校2年生になってもいじめがやめられない松井は、大人しい男子学生・平田にわざとぶつかる。耐え切れなくなった平田は反撃するが、松井の嫌がらせはさらにエスカレート。 ある日平田は課題のノートを提出したものの、なぜか未提出になっていた。教師に事情を説明し提出期限を延ばしてもらったが、平田は松井の仕業ではないかと考える。

松井を問いただす平田。しかし松井から「あんたが訴えたところで誰も信じない」と煽られ、カッとなった平田は松井の肩を押してしまう。そして翌朝この動画が都合よく切り取られ、クラス中に拡散されていた……。

平田の事件がきっかけで孤立した松井は、高校を卒業して大学生になった。アイドルグループの推し活にハマる松井は、「民度の低いファンを粛清する」という使命に目覚め、ファンの「教育」をスタートするのであった……。

見どころ

推し活にハマる松井

松井が推し活をする、アイドルグループのライブの日。ライブ会場で、推しの「ショウ」のためにと、民度の低いファンを教育するために張り切っている松井。

「一番のファン」と自惚れる

ショウに認知されていると、勘違いをしている松井のオタ垢名は「MARIA」。自分が一番のファンだと自惚れてしまっているため、新規のファンを面接するかのようにチェックが始まった。

変わらないいじめっ子気質

新規のファンに対して、きつい言葉を投げかける松井。昔からのいじめっ子気質は変わることなく、推し活でも発揮されていた……。

大学生になっておとなしくなるどころか、ますますエスカレートしているようにも思えますよね。推しに認知されていると勘違いしていたり、自分がファン代表だと思い込んでいたりと、かなり痛々しい人間と化しています……。