昔の田舎ってこうだったよね…「昭和のおばあちゃんち」あるある
お盆や年末年始の帰省。実家に帰るだけでも懐かしさを覚えますが、かつて昭和のおじいちゃん・おばあちゃんの家に帰っていた時代があると、今と180度違う空間を思い出すだけでノルタルジーを感じる……なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、昔はこうだったなあ……としみじみする「昭和のおばあちゃんち」あるあるをお届けします。
1.庭でたき火をして焼き芋
「思い出深いのは、祖父母の家で一緒に食べた焼き芋ですね。今ではもう家の庭先でたき火なんてできないけれど。祖父が畑で作ったさつまいもを焼いて食べるのが最高にウマかった。はっぱを集めるのも楽しかったです。おいしそうに食べると、祖父がうれしそうにしてくれて調子に乗って食べまくっていました。後でおならが大変でしたよ」(Yさん/男性)
▽ いいですねえ。庭先のたき火で焼き芋なんて、教育番組のうたの中にしか存在しなくなってしまいましたよね。筆者も、広島の祖母の畑で廃棄されたブロックをつみあげて簡易焼却炉を作って遊んでいましたね。今考えると、とんでもないことをしていたものです。けしてマネをされませんよう……!
2.トイレが怖い!
「祖母の家のトイレがマジで怖かったんですよね。なんか、昔のトイレって、自分が幼かったせいもあると思いますが、恐怖でしかなかった。
祖母の家のトイレは汲み取り式のトイレ、いわゆるボットン便所だったし。外にあったので寝る前にひとりでは行けなかったです。祖母としりとりしながら気を紛らわしてました。冬場は寒かったろうに文句も言わずに付き合ってくれて、感謝ですよね」(Tさん/女性)
▽ 「おばあちゃんちのトイレが怖かった」というお声はほかにも多くいただきました。慣れていないトイレだと不安にもなりますし、野外で暗い中にトイレに向かうのはハラハラしそうです。汲み取り式のトイレは災害時には強いですが、小さいお子さんにとってはホラー感8割マシだったようです。
スマホやパソコンもなく、自然や自宅とは違う住宅環境、人との関わりがなによりの楽しみだった田舎でのひととき。今となってはなかなか体験できない貴重な経験ですね。