やっぱ毒親だわ…結婚挨拶にきた彼に言い放った「とんでもセリフ」
自分の親の言動に違和感を覚えた経験はありますか?「毒親」という言葉が一般的になって久しい昨今ですが、生まれ育った環境は自分にとって普通なため、自分の親が毒親であることを確信したのが大人になってだいぶ時間がたってから……という人も少なくないようです。
今回は、結婚挨拶にきた彼に「とんでもセリフ」言い放った親を見て、あらためて「毒親認定」したエピソードをご紹介します。
1.「うちの家系の失敗作」
「いわゆるエリート家系に育った私。お兄ちゃんも妹も優秀で、私だけ試験に落ち続けて結局大した職にも就けず……。
小さい頃から劣等感をもっていたから、彼の前でお母さんが“うちの家系の失敗作”って言ってもなんとも思わなかったんだけど、それを聞いた彼がブチギレて“僕の大事な人にそんなことを言うなんて、不愉快なんで失礼します”って退席。びっくりしたけどうれしかった」(30代/金融)
▽ 失敗作、というかなり強めの言葉にも動じなくなるくらい、毒親の発言に慣れていたそう。彼がしっかりと怒ってくれて、不愉快だと言ってくれたことは大きな変化になるでしょう。
2.娘の過去の恋愛についてべらべら話す
「余計なことは言わないでほしいって伝えていたのに、彼がくるやいなや“今までで一番まともそうな人ね”と母がひとこと。そのあとも、私の過去の恋愛の失敗についてべらべら話す母に何も言えずにうつむいていたら、彼が“それで今の○○さん(私の名前)がいるなら、僕はよかったと思います”と母に一言。元カレの話なんて聞きたくなかっただろうに、ありがたかった」(30代/看護師)
▽ 婚約者を前に元カレの話なんてされたくないもの。あまりにもデリカシーがないですよね。そんな義母の対応にスマートさで返す彼氏さんは素敵です。
3.娘の欠点ばかりを強調
「彼の前で、学生時代にバイトをクビになった話とか、資格試験に落ちた話とか私の欠点ばかり言う母。彼の顔を見れないと思って涙ぐんでいたら、彼が“今職場ですごく信頼されていますよ。僕も部署は違うけどいい評判しか聞きません”って言ってくれて泣いた。母はびっくりした顔で彼を見ていて、それから私の悪口言わなくなった」(20代/公務員)
▽ 娘の悪口や過去の失敗ばかりを強調する毒親。挨拶にきたのにと涙ぐんでいたところ、彼が正当な評価をしてくれて感動したそうです。
4.「この子にいいところなんてあるの?」
「小さい頃から私のダメなところばかりを指摘してきて、褒められた記憶なんて一度もない。案の定、結婚の挨拶でも“この子にいいところなんてあるの?”って笑う母。事前に彼に毒親だとは伝えていたけど、彼が“こんなに素敵な人に育ったのは、○○さん(私の名前)が自力で頑張ってきたからなんだな。改めて尊敬しました”って遠まわしに嫌味を言っていてちょっとうれしかった」(30代/保育士)
▽ ダメ出しばかりしてくる毒親に遠まわしに嫌味を言う彼。毒親が気づくかはわからない程度の伝え方なところがポイントですね。
自分の親が味方をしてくれなくても、パートナーに選んだ人が彼らからかばってくれるのはとても心強いですよね。信頼できるパートナーを見つけるまで、がんばってこられたんですね。これからは、自分で見つけた新しい家族と温かな家庭を築き、心休まる居場所で穏やかにすごしていけますように。