スカッ! 助産師さんがモラハラ夫を一喝したエピソード
夫婦間でモラハラを発動している現場に出くわすと、ドン引きしながらもつい聞き耳を立ててしまいますよね。そして言われている側が心配になっても、その場に居合わせただけの他人にできることはなく、いたたまれない気持ちになることも。
今回は、助産師さんが「モラハラ夫」を一喝したエピソードを1つご紹介します。
私語厳禁の待合室で
「出産まで通院していた産婦人科は、私語は控えるよう張り紙がしてあり、いつもシンと静まり返っていました。
ある日そんな静寂のなか、『子どもができるとこんなに金がかかるのか』と舌打ちしながらボヤき続ける、若いご夫婦の旦那さんの声が響いていたことがあって。
「なんで俺が!?」
明らかにモラハラな発言ばかりで正直あまり気分のよいものではなかったので、彼らがお会計に呼ばれたとき『やっと静かになる……』と思いました。
でもホッとしたのも束の間、旦那さんは自分が高い検診代を払うことに腹を立てて文句を言い始めたのです。そんなとき……。
助産師さんが喝ッ!
たまたま通りかかった助産師さんが、旦那さんに喝を入れてあげたんですよ。好感が持てた理由はそれだけでなく……。
旦那さんが素直に受け入れやすいように、じょうずにフォローも入れていて。さすがだなと思いました。あの場にいた全員が耳をそばだてていたので、空気も一気にあたたかいものに変わりました。
日々命と向き合っている方の説得力……とてもかっこよかったです。関係ない私まで、『この病院を選んでよかった』と思えました」(29歳・情報サービス・女性)
▽ 周囲がハラハラするなか、救いの手を差し伸べる助産師さんはまるで救世主のようです。旦那さんの気質がこの1回で劇的に変化するとは思えませんが、それでもある程度の効果はありそうですね。