出産をなめるな! ダメ夫を助産師さんが撃退した話(3)
出産のとき、自分の夫に呆れてしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。役に立たないだけでも情けないのに、余計な一言で生涯忘れられない恨みを買う旦那さんもいるようです。
今回は、そんなダメ夫を助産師さんが撃退してくれたエピソードをお届けします。
1.帝王切開になり…
「帝王切開することになり、不安で泣いていたときのこと。面会に来ていた旦那に『大げさだって! お腹切るだけなんだからよくない?』と言われた。マジで何言ってんだこいつ……と思っていたら、助産師さんが『どんな出産でも大変だし、不安になって当然です! 旦那さんが手術でお腹を切ることになっても、同じことを言えますか?』と言ってくれた。何も言い返せない旦那を見たらスカッとしました」(31歳・女性)
▽ お腹を切るのだから、不安になって当然! 自分が手術する立場になったら……と考えていただきたいです! ズバッと言ってもらえてよかったですね。
2.「こんな妊婦見たことない」
「長男を妊娠していた当時、安定期になってもつわりが続いていて……。だけど、旦那はまったく理解してくれませんでした。健診のときに付き添ってもらったのですが『僕の知ってる妊婦さんはみんな元気でしたよ』『こんな妊婦見たことないです』と先生の前で言う始末……。
それを聞いていた助産師さんが『つわりで入院する人だっているんですよ!』『人それぞれなんだから、決めつけるのはやめてくださいね!』と言ってくれました。家事ができないことをいつも夫に責められていたので、助産師さんが味方になってくれたのが本当にうれしかったです」(39歳・女性)
▽ 旦那さんが知らないだけで、つわりがひどい妊婦さんだってたくさんいますよね。自分が知っていることしか理解できない旦那さんって、意外といるのかもしれません。
3.陣痛中に茶化されて…
「陣痛中、痛すぎて叫んでたら、付き添っていた旦那が『ちょっと大げさだってー』『恥ずかしいからやめて』『顔真っ赤じゃん(笑)』って茶化してきた。めちゃめちゃムカついたし言い返したかったけど、痛みでそれどころじゃなく……。たまたま通りがかった助産師さんが、旦那に『痛いに決まってるでしょ!』『旦那さん、ちょっと下がっててください!』と旦那をどかして代わりに腰を押してくれました。旦那が押したときとは全然違って痛みも和らいだし、もう旦那いなくてよくない? って思っちゃいました(笑)」(29歳・女性)
▽ 出産は命がけなのに、苦しむ奥さんを茶化すなんて最低! 一体何のために来たのでしょうか……。茶化すだけなら出ていってほしいですね。「頼りになる助産師さんがいるから帰っていいよ!」と言いたくなります。
4.腰を押してもらうときに…
「陣痛時、助産師さんが腰を押してくれて痛みが和らぎました。近くに旦那がいたので、旦那に『腰をこう押すと痛みが和らぐので』とマッサージの指導もしてくれたのですが、旦那は本当に下手くそで全然効果なし……。挙句の果てに『これって本当に意味あるんすか?』とか言い出した。ヘラヘラしていて本当にムカつく……! そしたら『もっと力入れて!』『本気でやってください!』とスパルタ指導に切り替わって、旦那の顔から笑顔が消えた(笑)。
けっこう言葉がキツイ助産師さんだったけど、旦那にもビシッと言ってくれたことは本当に感謝しています」(34歳・女性)
▽ ふざける旦那さんにビシッと言ってくれるのは本当に助かりますよね。かっこよくて惚れ惚れします……!
出産をなめている男性が多いなか、妻の気持ちを代弁して助けてくれる助産師さんがいてくれると本当に心強いものです。せっかくカツを入れてもらったパパ、ここからが本番です。がんばって!