出産をなめるな! ダメ夫を助産師さんが撃退した話(2)
出産のとき、自分の夫に呆れてしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。役に立たないだけでも情けないのに、余計な一言で生涯忘れられない恨みを買う旦那さんもいるようです。
今回は、そんなダメ夫を助産師さんが撃退してくれたエピソードをお届けします。
1.切迫早産で入院したら…
「切迫早産で入院することになったのですが、夫は『入院とか大げさすぎるだろ』『家のことどうすんだよ』と文句ばかり。それを助産師さんに相談したら、夫に早産のリスクをしっかり説明してくれました。『絶対安静の意味わかってます? 全然大げさじゃありません!』と、夫にハッキリ言ってくれてうれしかったです。
夫も、ようやく事の深刻さを理解してくれたようでした。私が言っても聞かなかったくせに……。プロからのアドバイスって大事ですね」(30歳・女性)
▽ 「絶対安静」の意味を理解していない旦那さんっているんですよね……。早産のリスクをわかっていたら「大げさ」なんて言葉は出てこないはず! 助産師さんがハッキリ言ってくれてよかったです。
2.妊婦体験で…
「私が妊娠中だった頃、両親学級で旦那さんのお腹におもりをつけて妊婦体験をすることができました。妊婦体験のジャケットを着たうちの旦那は『こんなの全然余裕だし!』『思ったより楽勝だなー』と、ジャンプしたり腹筋したりしていました。妊婦さんの大変さを学ぶ場なのに、何てバカなんだろう……。
怒りに震えていたら、近くにいた年配の助産師さんが『ここはあんたの力自慢をする場所じゃないよ!』と一喝してくれました。さらに『あんたより筋力も体力もない奥さんが、体調不良に耐えてお腹を守ってんだよ』『父親として何ができるか考えなさい!』と叱ってくれて、ものすごくスカッとしました(笑)」(38歳・女性)
▽ お腹に入っているのは、単なるおもりじゃなくて命なんです。大きなお腹を庇いながら生活する大変さが全然分かっていませんね。ハッキリ言ってくれる助産師さんでよかったです!
3.退院の準備をしているときに…
「退院の準備をしているときに、夫から『今日のご飯どうする?』『家なんもないからスーパー寄って帰ろうよ』『簡単なのでいいから作って。コロッケとか』って言われた。出産したばかりの妻に、料理しろなんてよく言えるよね……。しかもコロッケを簡単に作れるとか言うな。
そのとき、近くにいた助産師さんが『安静にしなきゃダメって旦那さんにも言いましたよね!? 家事は旦那さんがやってください!』とハッキリ言ってくれたんです。ビックリしている旦那の顔を見たらスカッとしました(笑)」(40歳・女性)
▽ 出産のダメージって想像以上に大きいもの。体が回復していない奥さんにコロッケを作らせるって……思いやりはどこに置いてきてしまったのでしょうか。旦那さんにもちゃんと説明したはずなのに、助産師さんが怒るのも当然です!
理解のない旦那さんを持つと落ち込みますが、助産師さんはいつでも妊婦さんの味方。「助産師さんに救われたことがたくさんある」というママは多いです!