疎遠になりがち…「女友達との友情」が終焉をむかえたワケ
ライフステージごとに人生が大きくかわる女性は、とくに長期スパンで友人関係を維持するのは簡単ではなかったりしますよね。
今回は、「女友達との友情」が終焉をむかえたワケについてお届けします。
1.話題が噛み合わなくなってきたら
「私は仕事の話もしたいのに、恋愛の話ばかりする友人がストレスになり距離を置きました。学生の頃は恋愛の話だけで何時間も盛り上がったけど、今は何だか違うと感じるようになってしまいました」(設計アシスタント/20代女性)
▽ 話したい内容が違うと、ただ聞き役になってしまうパターンもありますよね。会話が楽しくないと女友達は続きません。話題が合う別の人と仲良くなっていきますよね。
2.金銭感覚が違ってきたから
「女友達が提案してくるランチのお店が『高い!』と感じるようになってしまったから。私がもっと稼げばいいのかもしれないけど、マイペースな自分には難しい。金銭感覚の違いでモヤモヤしながら会うのも疲れるし、食事の誘いを断るようになってしまいました」(販売/20代女性)
▽ 自分が大切にしたい部分は譲れないですよね。価値観が変わってくると選ぶものも違ってきます。無理して会うよりも、うまく距離を取るくらいの方がバランスが保てそうです。
3.大切なことを教えてくれなかったから
「友達だと思っていたのに、結婚式に招待してくれなかったこと。共通の知人がアップしていた披露宴の写真を偶然発見し、SNSで間接的に結婚を知ったときはかなりショックでしたね。彼女の恋愛の悩みを聞いたり、旅行まで一緒に行く仲だったのに、プツンと縁が切れた感じです」(IT関係/30代女性)
▽ 仲良くしていたのは何だったのかと悲しくなってしまいますよね! こんなことが起きると、もう普通には会えなくなってしまいます。
4.心の距離ができてしまったから
「親友だと思っていた友達ですが、彼女の結婚を機にだんだん離れてしまいました。飛行機を使わないと会えない距離に引っ越したこともあるけど、彼女の話し方から馴染みの方言が消えてしまった。忙しそうな空気が伝わってきて『私とは違う世界にいるんだ』と寂しい気持ちになった」(医療事務/20代女性)
▽ 気の置けない友達だったからこそ、遠慮するような関係になってしまうと寂しさを感じますよね。ちょっとした心の距離が疎遠のきっかけになってしまうようです。
重ねるキャリアや環境、パートナーによってお互い変化をしてくと、なかなか「楽しかった昔のまま……」というわけにはいかないのが現実。
とはいえ、最も大事なのは自分の人生をしっかり歩いていくための元気なカラダとココロ。「つらいな」と思った時期だけそっと離れる、「つらそうだな」と感じたらそっと見守る……などライフステージごとに互いに心地よい距離を保つことで、またいつかざっくばらんに笑い会える日が来るかもしれません。