なんで私ばっかり…育児中夫に対し「不公平すぎ!」と思ったこと
社会にでて結婚するところまでは、ある程度男女の不公平さが緩和されてきたものの、育児となると一気に女性へ負担がのしかかります。2人ともフルタイムで働いているのに、なんで私だけ!? と文句いいたくなることってたくさんありますよね。
今回は、育児中、夫に対し「不公平すぎ!」と思ったエピソードをご紹介します。
1.家事は妻の仕事…!?
「2人の小さな子がいて夫婦共働きなのに、料理も掃除も洗濯も家事全般ほとんどしない夫。したとしても食後のお皿をちょっと洗うぐらい。しかもめっちゃ雑な洗い方だから、正直やらない方がマシだけど……。
子供がうまれる前は、今よりは家事をしてくれていたのになぁ……なぜ?『疲れた疲れた』って口癖のように言っているけど、私の方がよっぽど疲れてますけど!」(32歳女性)
▽ 妻が働いていようがそうでなかろうが、家事は分担すべきですよね! 子供がうまれる前はよく料理を作ってくれたのに、一番手伝って欲しい子供がうまれたあとの方が手伝わなくなった……なんてパターンもよくあるようです。なぜなんでしょうか?
2.「ママじゃないと寝ないからさ~」
「子供たちは小さいので、寝るときは寝かしつけが必須で……。子供たちがまだ赤ちゃんの頃は夫がよく寝かしつけをしてくれたのに、3歳、5歳になった今は全然してくれなくなった。なぜか聞いたら『ママじゃないと寝ないからさ~』って言ってたけど……本当にそうなのかな? だってこの前、私が体調を崩して寝ていたとき、嫌々ながらも夫が子供たちの寝かしつけをしてくれたけど、別に普通にできていたみたいだし。ただ面倒なだけじゃないのかな……?」(33歳女性)
▽ 赤ちゃんの頃はよく寝かしつけをしてくれたのに、今ではしなくなったとのことですが、その理由は何なのでしょうね……? 確かに「母親の方が寝かしつけがスムーズにいく」ってことがないわけじゃないですが、だからと言って自分ばっかりしていると「不公平だな……」って思ってしまうのも分かります。まぁ寝かしつけが必要な時期ってほんの数年ではあるのですが、それでも大変なものは大変です……。
3.夫ばっかり飲み会に…
「夫はお酒が好き、っていうか……人とワイワイやる飲み会が大好き。コロナで昔に比べれば回数は減ったけど、それでもまだ週に1回は飲み会に行っている。しかも、飲み会から戻ってくるのはいつも深夜。それが正直すごいムカつく! 私だってたまには夜に出かけたいけど子供たちがまだ小さいし、子供たちが寝ているときも私がいないとダメ、ってこともあってなかなか行けない……。以前夜に出かけようとしたら、夫に『やっぱママがいないと、子供たちが寂しいからさ。やめとけば?』って未練がましく言われたこともあるし……。
私は子供がうまれて生活がガラッと変わったけど、夫は子供がうまれる前とほとんど変わっていない……。仕事をしていれば、何しても許されるの? 不平等すぎる!」(34歳女性)
▽ 子供が小さいうちって、夜も「ママがそばにいないと眠れない」っていうこともあったりして、なかなか身動きが取りづらいのは事実。でもそれって普段から当事者として育児してないからじゃないの!? と言いたくなってしまいます。子供たちのせいにしないで、ちゃんと親になれ!
4.保育園の送迎・仕事の早退や欠勤…
「小さい子供って、よく熱を出す。特に寒い時期はそうだよね。で、保育園から電話がかかってきて早退したり、保育園をお休みしたりすることもたびたび。まぁそのこと自体は仕方ないと思うけど、夫も私もフルタイム勤務で同じ条件なのに、私だけがお迎えに行って仕事を早退したり、休まなきゃいけないのが納得できない!
稼いでいる金額だってほとんど差がないのに……。私は会社から何度か、管理職にならないか打診を受けているんだけど、急に仕事を休んだり早退することがまだまだあるから、ずっと断っている。でも、夫がもうちょっとそういうのに協力的だったらなぁ……」(34歳女性)
▽ 保育園の送迎ってたいしたことないと思われがちですが、毎日となるとけっこう大変ですし、時間も取られます。かりに旦那さんの方が働く時間が長いとしても、送迎のどっちかだけでも担当してもらえると、だいぶ助かりますよね?
子供が体調を崩したときも、妻が仕事を休んだり子供を見るケースが多いのが現状ですよね……。
育児をやっているつもりになっているがんばりやさんのパパもたくさんいますが、実際のぞいてみるとスポット育児の回数が多いだけ……というパターンがほとんどなのが現実。はやく、男女関係なく長期的視野で育児に取り組む価値観が浸透していってほしいものです。