その一言で人間関係に亀裂が…子どもにまつわるイラっとする発言
自分なりに必死に格闘している日々の育児。外からは見えない努力や苦労だらけなのは皆同じですが、そんなことをカケラも考えずに無神経な言葉をかけられると、地味にダメージが響いたりしますよね……。
今回は、人から言われた「子どもにまつわるイラっとする発言」についてご紹介します。
1.「○○くんはいつもいい子で、ラクでいいね」
「子どもがまだ赤ちゃんのとき、同じくらいの月齢のママ友から『○○くん(うちの子)はいつもいい子で、ラクでいいね』と言われました。どうやら赤ちゃんの寝つきが悪くて大変だったようです。うちは寝つきは良かったけど、保活、夫にイライラなど他の問題があって決してラクではなかった。勝手に都合よく解釈しないで欲しいとイラッとしましたね」(20代/派遣)
▽ どんな子育てにも苦労はあります、他人の苦労は見えにくいだけ!
2.「うちの子は○○ちゃんと違って、アタマ良くないから」
「子どもが年長クラスで、来年は小学校入学という時期に、ママ友から『うちの子は○○ちゃん(うちの子)と違って、アタマ良くないから』みたいに言われて、なんだかモヤっとしました。入学前だし、そんなふうに言わなくてもいいのに。むしろ皮肉なのかな、とうがった見方をしてしまいます」(30代/会社員)
▽ あからさまな自慢はイヤですが、あまり卑屈になりすぎるのもどうかと思いますね。
3.「きょうだいがいるほうがいい」
「私は息子がひとり、子育てが想像以上にハードなのでふたり目は考えていません。でも先日ふたり目妊娠中のママ友とばったり会ったときに『やっぱりきょうだいがいるほうがいいよね!』とキラキラの笑顔で言われました。悪気がないのは分かるけど、自分の価値観を押しつけて欲しくはないと思いました」(30代/主婦)
▽ 各家庭の事情があるのに、「子どもは多ければ多いほどいい」という押しつけは本当に止めて欲しいですよね。
4.「よくそんな時間あるね」
「結婚しても、子どもができてもアイドルの推し活はやめられません。オープンにしているわけではないですが、あるママ友にうっかりイベント会に参加したことを話したら、『よくそんな時間あるね』と半ばあきれ顔で言われた。いや、でもそのために必死で家事と仕事やり繰りしてるんだし、小バカにするような目で見ないで欲しい」(30代/放送)
▽ ママになっても自分の世界や趣味を大事にできるって素敵なことだと思うんですけどね。
5.「○○(夫の名前)がこれくらいの年齢のときにはもうできていたけど」
「歩くのも、言葉を話すのもゆっくりめな息子、そんな部分も大らかに受け止めたいと思っているのに、義母からの『○○(夫の名前)がこれくらいの年齢のときにはもうできていたけど』という一言についイラッ。言外に母親として責められているようなニュアンスを感じずには入れません」(20代/パート)
▽ ただでさえ嫁姑という関係で言葉を素直に受け取れないこともありますから、お義母さんももう少し気をつけて欲しいところです。
ライフステージが上がれば上がるほど、「意外な一言で相手を深く傷つけてしまうことがある」と実感するシーンが増えます。しかし、そういう学びを生のコミュニケーションで体現するとなると案外難しいもの。「配慮」に囚われすぎても話せる会話がなくなってしまうので、大人同士の話題選びはとても難易度が高いですね。
まずは受け取り方にさまざまなパターンがあることを知識として取り入れ、相手がどんなタイプなのか的確に捉える判断力・想像力を日々の生活の中で養っていきたいものです。