実家に仕送りするのはマザコンなのか? 離婚を決めた妻の言葉
家計の管理は結婚前後で大きく変わりますが、独り身で無職の親に援助をしていた場合、結婚後もなんとか夫婦で継続して支えていきたいと思いますよね。しかしここで価値観の不一致が生じると、修復不可能な溝が生まれることも……。
今回は、「夫が離婚を決めた妻の言葉」についてお届けします。
「お義母さんへの仕送り、減らせないの?」
「あるとき、家計簿をつけていた妻が『また赤字だ……』とボヤきながら、僕の母親への仕送りを減額できないかと言ってきたんです。
結婚前から仕送りの話はして納得してもらっていたし、そんなに大きな金額でもないので『妻の服代を減らせば……』と提案したのが逆鱗に触れてしまって……。
「このマザコン!」
不満を持つのは仕方ないけど『マザコン』と言われたのはさすがにショックでした。親を大切にすることのどこがマザコンなのでしょうか。妻は元気で働けるけど、自分の意志で働いていないのだし、お小遣いが少ないならその分バイトでもすればいいのに……。
無理だ…この先やっていけない…
自分のことは棚にあげて、働けない親への仕送りに文句を言うなんて。この先、こういう価値観の妻と長く暮らしていくのは難しいと思い、離婚を決意しました」(31歳・金融・男性)
▽ このシーンだけでは妻側の言い分はわかりませんが、親を思う気持ちに対して「マザコン」は誰でも傷つきますね。とはいえ、どこから「マザコン」に該当するかは人それぞれの価値観次第。そのラインが合わないと致命的というのもわかります。
そもそも「マザコン」という言葉は、女性が思う以上に男性に打撃を与えてしまうので、売り言葉に買い言葉で軽い気持ちで口にしないように気をつけるとよいかもしれません。