単身赴任中に「妻の不倫」発覚…夫が気付いた理由とは?
「女のカンは鋭い」とはよく言いますが、男性はどうなのでしょう。妻が不倫していた場合、どんなタイミングで気づくのでしょうか。
今回は、「気づくもなにも、唐突に現実を突きつけられた……」という男性のショッキングなエピソードを1つお届けします。
海外転勤中、2年ぶりの帰国!
「この2年ほど、海外転勤していました。妻には仕事もあり、幼い子どもを慣れない地域に連れていく不安もあったため単身赴任を選択してたのですが……。
コロナ禍でなかなか帰れず、先日、転勤以来初めて一時帰国したんです。久しぶりに家族と会えるのがうれしくてルンルンで帰宅しました。そうしたら……。
「本物のパパはどこ!?」
なんだか子どもの反応がおかしくて……。
「ごめんなさい…」
妻を問いつめたところ、あっさりと別の男性と関係があることを認め、そういう関係になるまでの経緯を話し始めました。
寂しかったのは僕だって同じ……。でも……ショックだったけど、ワンオペで頼れる身内もいなくて大変だった妻の気持ちもわからなくもなくて……。子どものことを考えても、すぐに「離婚だ!」という気持ちにはなれませんでした。
無理をしてでも転勤先に連れていけばよかったのかとか、昇進を諦めて今からでも会社に異動届を出し、一緒にいる時間を増やせばやり直せるんじゃないかとかいろいろ考えたけど、自分でもどうしたいのか、どうするのがベストなのかまだわかりません。
一時帰国中には答えが出せないまま海外に戻り、悶々としたまま時間だけがすぎていっています。むなしくて、悲しい……」(32歳・男性・商社)
▽ どんな理由があったとしても、不倫はダメ。それでも自分が「不倫された側」として当事者に立ったとき、家族それぞれの立場や気持ちを想像すると、そう簡単に「離婚」という選択肢に踏み切れない……というケースはけっこう多いものです。
今回の男性は、妻の「あなたへの愛情がなくなったわけでは決してない」という言葉が耳から離れず、気持ちの整理も思考の整理もまったく進まないのだそう。
とはいえ一度裏切られたショックでできた、心の溝がうまる確率は、ゼロに等しいといっても過言ではありません。どんな選択をするにしても、それだけはお互いに覚悟しておく必要がありそうです。