「嫁のくせに給料なんて…」自営業の義実家を手伝った結果は?
令和のこの時代になっても、息子が結婚すると「使いやすい働き手が増えた」としか思わない義両親も未だ生存します。「時代錯誤だ!」と叫んだところで、それが当たり前な彼らの価値観を変えるのは至難の業。
今回は、そんな義両親からこき使われてしまった女性のエピソードをご紹介します。
自営業の義両親が…
「うちの義両親は自営業をしていて。パソコンを使う経理などの業務に手を焼いているというので、ある日お手伝いをしたんです。すると帰りがけ、『明日もきれくれ!』と頼まれ……。翌日はパートの面接があったので、断ろうとしたのですが……。
「うちで働きなさい!」
『うちで給料をだすから、パートなんかやめてうちで働け!』と半ば強引に義実家で働くことになりました。パートは週3~4日のつもりだったのに、いつの間にか日曜以外毎日義実家に行く話になっていて……まさに悪夢の始まりでした。
週6日&ハードワークの給与額は…
適当に放置されていた経理関係の整理などやることが山積みで、残業せざるをえないことが多くとても大変でした。それでも、少しでも大切な義両親の力になりたいと一生懸命働きました。
それなのに、1か月後にうけとった給与は……。
まさかの3万円でした。3万円! もはやボランティアでしかありません。『付き合ってられるか!』と、夫にも間に入ってもらって、義両親に必要なパソコン操作を教えて数か月でなんとか離脱しました。
今は平和に、外の職場でパートをしています」(31歳・女性・パート)
▽ 「嫁なんてこき使ってなんぼ、給料をもらえるだけありがたく思え」と言われているようなものですね。義実家の事業を無償・低月給で手伝わされているお嫁さんは、今この時代にも存在します。それがいかにおかしなことか、少しでも早くフラットな価値観が義両親世代に浸透する文化になってほしいものです。