離婚しなきゃよかった…男性が離婚を後悔した瞬間とは？

夫婦で話し合って決めた離婚。お互い納得して新しい人生に踏み出していたとしても、時間がたってから後悔するパターンもあるみたいです。「男性の方が後悔する割合が高い」なんていう話も耳にしますが……。
そこで今回は、まわりが家庭を持ち始めてはじめて、自分を省みることになった男性の声をご紹介します。

初めは「せいせいした」と思っていた

仕事から帰ってくると元妻はいつもイライラしていて、「アレやって！　コレやって！」「なんでもっとちゃんと真剣に考えてくれないの？」と当たり散らされるのが本当にキツかった。夜も休日もゆっくり休めないし、体力的にも精神的にも限界で、元妻から「もう限界！　離婚したい！」と言われたときは正直ホッとしました。
娘の親権が妻になり、離婚が成立して一人の生活に戻ってからは、娘と毎日会えない寂しさはあるものの、金切り声で怒られることがなくなった生活にそれなりに満足していました。当初は「せいせいしたな」という感覚があったのも事実です。

今さら後悔したって遅いのだけど…

でも妹やまわりの男友達が結婚して子どもを持ち始めると……みんな自分とちがって結構自然と育児に積極的なんですよね。妹から「旦那が○○してくれるから本当助かる～！」とか、男友達から「子どもの○○が大変でさ！」とかいう話を聞くと、育児ってそんなに大変だったんだ……って驚くことが多くて。自分は何もしてなかったし、元妻の苦労を何も理解してなかったんだってとても反省しました。でも、今さら手遅れで……。

復縁したくて連絡をとろうとしたら、元妻の父親から激怒されてしまい……。どうやら新しいパートナーとの関係が順調で、再婚が決まったらしいんです。その人はちゃんと娘のことも、元妻のことも大切にしてくれているようで、「今さら邪魔をするな！」と取り付く島もありませんでした。当然ですよね。

いつも街中で娘と同じくらいの子ども連れの家族をみかけると、「離婚せず、自分のダメなところをちゃんと直していたら、もしかしたら今ごろ俺たちだって……」とつらくなります。