夫の不倫、そして息子の反抗期…長年苦しんだ私がたどり着いた「家族のかたち」

2026.10.10

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夫婦や親子の問題で、長い間悩んだ経験はありますか? 問題が深刻であればあるほど、家族の関係を修復するのは難しいもの。しかしそれでも前向きに、ゆっくり時間をかけて人生を歩み続けている人もいます。今回は「夫の不倫と息子の反抗期に苦しんだけれど、今はお互いを理解しようと家族で試行錯誤している」という女性のお話をご紹介いたします。


美鈴は夫の寛太と、中学生の息子・朝陽と暮らしています。美鈴のこれまでの生活は、悲しいことや苦しいことがたくさんありました。
当時0歳の朝陽のお世話で大変だったとき、寛太は職場の女性と不倫をしていました。不倫を認めた寛太は「美鈴と離婚したかったわけじゃない。彼女とはきちんと別れるから」と約束してくれましたが、不倫相手がごねたことで別れ話はなかなか進みませんでした。
寛太のことを信用できなくなった美鈴は、離婚を決意。朝陽と一緒に家を出て、一人暮らししている母親を頼ることにしました。しかしちょうど家を出ようとしたその時、警察からの電話で母親が亡くなったことを知ったのです。母親の死というあまりに悲しい出来事と、他に頼る人がいないという状況に、美鈴は気力を失ってしまいました。一人で朝陽を育てていく自信がなかった美鈴は、寛太との離婚を諦めました。
ショックな出来事で心労が重なった美鈴は、体がだるくて動かなくなっていきました。いくつかの医療機関を受診すると、うつ病と診断されました。美鈴は、朝陽の最低限のお世話をするのがやっとの状態でした。朝陽の1歳半健診では「言葉の理解に遅れがある」と言われ、美鈴は自分を責めてしまいました。
その後、美鈴は「私の病気は子どもには関係のないこと。明るく元気なお母さんでいよう」と決意しました。絵本の読み聞かせなどをして、積極的に朝陽と関わるようになり、朝陽はすっかりママっ子になりました。
そんな朝陽ですが、小学生の頃から美鈴に対して反抗的な態度をとるようになり、中学生になるとますます悪化しました。ある日美鈴は、テスト期間中なのに勉強をしていない朝陽に注意したのをきっかけに言い合いに。するとイライラを抑えられない朝陽に「うざいからさっさと消えろよ」と言われてしまったのです。
息子の言葉にショックを受けた美鈴は、「そんなに消えてほしいなら消えてあげる」と家を飛び出しました。そしてカフェで一人の時間を過ごし、冷静になり「帰ってもう一度、朝陽とちゃんと話そう」と決めました。しかしその帰り道、美鈴は車にはねられてしまったのです。
病院へ駆け付けた寛太と朝陽は、意識不明の重体となった美鈴を見て真っ青。朝陽は「俺が『消えろ』と言ったからだ」と自分を責めました。そして寛太も、自分の不倫が全ての原因だと、過去の行いを後悔しました。その後、美鈴が意識を取り戻すと二人は頭を下げて謝りました。
美鈴はリハビリを経て無事に退院しました。家に帰ると、寛太は家を綺麗に掃除してくれていて、朝陽は反抗期だった頃とは別人のように優しく良い子になっていました。しかし美鈴は、明らかに自分に気を使っている二人の様子に違和感を抱きました。
毎日笑顔で、自発的に勉強をするようになった朝陽。そんな息子を見て、美鈴は「そんなにいい子でいようとしなくても大丈夫だから」と朝陽とあらためて話をすることに。その後、美鈴は通う病院を変えてセカンドオピニオンを受けました。新しい薬とカウンセリングのおかげで、美鈴は以前より調子のいい日が増えたようです。週2日はパートとして働けるようにもなりました。
朝陽との関係も改善に向かい、自分自身の生活も良い方向に動き出した美鈴。そんな彼女がいま考えているのは、過去に不倫した夫・寛太のことでした。

今すぐ決着をつける必要はない

自分の「正解」を見つけた美鈴

さまざまな問題を乗り越えて、自分たちなりの「家族のかたち」を見つけることができた美鈴。「白黒つけるのだけが正解じゃない」という言葉がとても響きますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

完結漫画

連載中漫画

2026.10.10

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Written by Googirl編集部

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